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オリジナルマスター   作者: ルド
護る魔法使いの裏方。
30/265

第12話 予想外。

大変お待たせしました!

第二章もこれで締めとなります。

今第三章の準備をしてますが、やっぱり戦闘シーンがあると楽しいです!

修正:再修正

ジークがダガン率いる《七罪獣》の戦闘員たちと交戦をしていた頃。

学園では今日の授業がすべて終わり、各自教室を出て移動をしている。

そのまま寮に帰宅する者や冒険者ギルドに向かう者。研究会やサークルに参加する者などに分かれて行く。


「むっ」


サナ・ルールブもまた目的があって学園に残っている。

しかも、高等部の校舎ではなく、何故か初等部の校舎に来ていた。

キョロキョロと視線を巡らせて、何かを探しているようだが……。


『お、おい、あの人って』


予想外の人物に呆然とする男子A。


『なんで《氷姫》が此処に?』


驚きつつ麗しい容姿に見惚れた男子B。


『うわー、胸大きい』


同性でも驚き大きさに純粋な眼差しを送る女子A。


『ううっ羨ましい、腰が細い』


圧倒的な差と残酷な現実に涙目になる女子B。


など、残っていた初等部の生徒から注目を集めてしまった。

やはり初等部でも有名であったサナ。見た目が超絶美女である為、たとえ知らない者たちであっても目を奪われてしまう。


(っ、居ない。何処に行ったのっ?)


しかし、当の本人は無遠慮な視線などお構いなしに、必死な様子で何かを探していた。

だが、そんな必死な形相を周囲に向けたことで、無遠慮な視線を送っていた者たちが一斉に体を震わせ視線を逸らすと、慌てた様子で離れていく。

結果的に余計な物が視界から消えたことで、焦りで狭くなる彼女の視界も見やすくなった。


「あれ? サナ先輩」


「あ、カミアさん」


だから邪な感情がない者も人が減って、彼女に気付くことができた。

妹の友達のカミアが不思議そうな顔で声を掛ける。どうやら学園でトレーニングをしていたか、学園指定の体操着を着ている。遠くから同じように体操着を着た女子たちもいることから、どうやら一緒に体を動かしていたようだ。


「どうしたんですか? ここ初等部ですよ?」


「ああ、ちょうど良かった。ねぇカミアさん、リナを探してるんだけど知らない?」


「え、リナちゃんですか?」


「えぇ、急ぎで話したいことがあるの」


リナに話す用とは、当然ジークのことであった。屋上で彼が言い放った暴露宣言。

初めは冗談ではと思っていたが、肝心の彼が授業をサボって帰って来なかった。……その件でガーデニアン先生が憤慨して脳内の血管が破裂しそうになったが。


(もともと真面目に受ける人じゃないから、単にサボっているだけの可能性が高いけど……やっぱり念には念を)


正直彼がわざわざ初等部の校舎まで行くか、と考えると首を傾げてしまう。何より面識のない自分の妹と会うのか、と考えると更に想像が難しくなる。多少演技が混じっているようだが、面倒くさがりな性格は間違いなく素だと彼女は確信していた。

なので最低限、彼が妹に接触してないかを確認する為に来たのだが、肝心の妹が何処にも居らず、不安と焦りが徐々に強まっていたところだった。


タイミングよく妹の友だちと出会えたので、居場所を知らないか訊いたのだが、カミアはキョトンとした顔をして首を傾げていた。


「? リナちゃんでしたら、授業が終わってすぐ教室を出て行きましたよ?」


「え、外に? それって買い物に?」


「さ、さぁ? 訊きそびれちゃって……けど」


「けど?」


申し訳なさそうにしていたところ、何か思い出したカミア。少し間を空けると僅かに心配そうにしてサナに告げた。


「今日のリナちゃん、朝からずっと変な感じで、授業中にぼーとして先生に五回も怒られてました」


「え……? リナが……?」


「はい、普段すごく真面目に受けてるリナちゃんが。クラスの皆も心配してました」


「……」


不思議そうに語るカミアを他所に、何か嫌な予感を背中に感じ取るサナ。

何かタイミングが良過ぎる気がしたのだ。……カミアとの出会いではない。

ジークとの屋上の件と教室でのリナの件。偶然にしては出来過ぎている感があった。


(まさか……まさかね?)


気の所為であれば良いが、それでもサナはなんともいえない不安感を拭い去ることが出来なかった。



◇ ◇ ◇



《七罪獣》が拠点として利用していた家。

外は一般的な目立たない建物であるが、その中はとても現実離れした惨状であった(・・・・・・)


高そうな花瓶や絵などは粉々になり、壁、テーブル、ソファーなどもボロボロとなって原型を保っていない。

そのような惨状の中、男性が一人。


「全く、降参なら降参とちゃんと言ってくださいよ」


呆れ顔で溜息を吐くと赤髪の男性に変装したジークが呟く。


「言ったわ! ていうか、お前が言わせなかったんだろうがッ!」


そんな彼の呟きにツッコミを入れるのはダガン。部下たちと共にロープで縛られて座らされていたが、納得いかない様子で叫んでいる。

先程全員が戦闘不能となったので、立て直される前にジークが拘束した。ケガ人には得意ではないが医療道具などで応急処置をして、無事に死亡者を出さず全員を捕らえることができた。


(思ったより放出量が少なかった。無意識か。お陰で助かったが)


本当に死亡者が出なかったのが不思議なくらいだが、もう済んだことだと流すジーク。

全く納得していないダガンが文句を言ってくるが。「過剰攻撃過ぎるわバカ!」とか、「もっと手加減は出来なかったのか!?」とか。

捕まっている自覚がないのか、太々しい様子に若干イラっときたジークがジト目で睨むが。


「捕虜の癖に生意気な……殴りますよ?」


「はっ! やれるもんならやってみろ!」


「……」


流石にカチンときたジーク。若干低めの声音で拳をチラつかせていた。

……とは言っても彼はそこまで子供思考ではない。ちょっと売り言葉を買われた程度で激情するような短気な性格ではない。


(無抵抗の相手を殴るのは趣味じゃないしな)


……その代わり。


ツンツン


「グギャッ!? おいコラやめろっ! 剣でツンツンすんな怖えぞ!?」


ツンツン、ツンツン……グサグサ


「だぁーッ!? 無言でグサグサはやめろォォォオオオ!?」


縛られたままジタバタ暴れるダガンに、クリスタル剣先でツンツン突くジーク。

決して殴ってる訳でなく剣先で突いてるだけ……嘘はついてない。


「「「「「隊長……」」」」」


そんな光景に終始なんとも言えない様子で、ガクリと肩を落とす部下達が何人もいたが。


「ギャァアアアアア!? ちょっと血が出てるぞオィィィイイイイ!?」


因みにジークが使ってるクリスタル剣。実は国宝級の代物であるのだが、……本人は忘れているのだろうか。



◇ ◇ ◇



一通り下らないやり取りを行って満足したジーク。

窓際から外の様子を窺い、騒ぎになってないと分かり安堵していた。


「で、オレたちをどうするつもりだ?」


そして落ち着いた頃。

しばらく沈黙していたダガンがジークに向けて口を開く。

もう完全に観念したようで、縛られたままダラッとした体勢であぐらをかいている。


「ギルドに引き渡す。それだけだ」


ダガンの質問に淡々と答え、窓の外から視線を移さない。

あれだけ派手に騒いだというのに外は至って普通。巡回警備や騎士団などが来る気配も全くない。どうやら相当強力な防音魔法や隠蔽系の魔法が張られているようだった。


(ま、お陰で騒ぎにならなく、俺としてラッキーなだけだが)


寧ろ感謝しかない。面倒な隠蔽工作をせずに済んで助かったと、内心捕まっている連中に感謝の言葉を送っていると。


「騎士団じゃなくてか? こういうのはギルドよりも憲兵……騎士団向けだろ?」


「騎士団の方は、ちょっと苦手なものでね」


「ハハハっそうかい」


「……随分落ち着いてますね? 捕まったんですよ? 何処からそんな余裕が出るんですか?」


捕まっているとはいえ、まだ引き渡されていないこの状況。ジークの強さをおいても本来なら逃げる為に思考を巡らせる貴重な時間だ。普通なら静かになって大人しいものだが、全然そんな気配がない。口にチャックがないのであろうか、ジークはそう思ってしまう。


「んやー、まっ、これもしょうがないかって思ってよ」


「?」


「ヘタに抵抗してもしょうがないってことさ。あぁそういや、ありがとな。オレの部下の傷を手当てしてくれてよ」


何てことを言い出す始末。もう帰ってしまおうか、それとも空間移動の魔法で全員ギルドに跳ばすかと、ジークはどちらか……いや、どちらでもいいから選びたくなった。

だが、まだ調べておきたいことがあるので、跳ばすのも帰るのも後である。


「せっかくの捕虜だ。死なせるとギルドからの報酬が減ってしまいますから」


「でも治したろう?」


「応急処置ですよ。死なれたらこっちが困ります」


適当に相づちを打ちながら部屋にある物を物色する。置かれている地図や資料などを見ながら、この後どうするか考えていると……。


「イフはそっちに寝返ったのか(・・・・・)?」


「「「「ッ!?」」」」


少し、少しであるが殺気を乗せたダガンの一言に凍り付く部下たち。薄々ではあるが、彼らも気になっていた。

だが、確証がない上、幹部クラスであるイフが簡単に敵側に付くとは、どうしても考え難いと思いそこまで深く考えていなかった。


先程のジークのチカラを見るまでは。

そう、あれ程のチカラを目の前にしたら、いくら幹部クラスの彼女でも……。


絶望にも似た感情に天を仰ぎたくなる部下たちだが、今は自分たちの隊長であるダガンが先だ。

《七罪獣》の中では割と温厚な性格で知られるが、同時にキレてしまうと《七罪獣》中で一番恐ろしいことも知っている。


「「「「……」」」」


額に物凄い量の汗を流して、恐る恐るダガンの顔色を窺おうとし……後悔した(・・・・)



「で? どうなんだぁ?」



噴火寸前の火山を想像してしまう。今のダガンはまさに噴火寸前の火山であった。

触れた瞬間、爆発するではないかと思わせる程。憤怒で歪み出した顔と声音も徐々に低く殺気を研ぎ澄ませていた。


返答次第では縛れている状態でも裏切り者を殺しに向かう。そんな気迫が彼から感じられた。

だからジークは否定した。


「いいえ、捕虜として拘束しただけで、今はギルドの方にいる」


「ほーう」


息も詰まるようなダガンの気迫も、ジークは涼しい顔で軽々と流す。やはり大戦経験者だけはあるか、この程度の殺気では全く揺るがなかった。


(本当か嘘か……いや、勘に頼ってもしょうがないか)


表情からも読み取れないか試みてみるダガン。

だが、ジークもそこら辺もしっかり鍛えているようで、表情には一切出ていない。(主に変装魔法のお陰で)


「……ふん、まぁいい」


無駄に時間だけが過ぎて、やがて断念したか、渋々といった様子でダガンは退いた。


「イフに似せたあの魔法。解いたように見せたが、実はまだ掛けたままだろ?」


だが、黙っているのも退屈なのか、ダガンはさっきから気になることをジークに問い掛けてみた。

思わず視線を向けていた資料から目が移り、ダガンへ顔を向けた。


「ん? 分かるんですか?」


「なんつーか、チリチリと何か刺さる感覚がしてよぉ?」


上手く説明が出来ないのか、小難しそうに眉を潜めるダガン。

ジークは大したものだと感心する。恐らく野生の勘だと思われるダガンの発言だが、その勘だけでジークのオリジナル『偽装変装(ハロウィンハロー)』を破った。ダガンの野生の勘には末恐ろしさを感じた。


(正直アレを破れる奴なんて、同じSSランク級の人外だけだと思ってた)


さり気なく自分も人外扱いしている。いや、気付いていないだけか。何処か思案顔なダガンにも気付いていなかった。


「そうだな。ついでに良いこと教えてやろうか?」


このまま終わらせてしまうのも、と思ったか。交渉になるかと迷っていたことをダガンは口にする。


「何です?」


今度は一体何なのやら。

再び資料に視線を向けながら聞き返したが……。



「実は標的で妹の方のリナ・ルールブと今日会う約束をしてるんだ」


「……」



資料に向けていたジークの表情が固まる。

そしてゆっくりと目だけが、床に転がっているダガンへと行く。


「正確にはオレ達じゃない。別の連中だがな」


予想外の一言に呆然として、脳裏に疑問ばかりが浮かんでしまう。


「なぁ〜に、姉の身を条件にしただけさ」


「何も言ってませんよ?」


「顔に書いてあるぞぉ? どうしてだってな」


ニヤリと笑みを浮かべてダガンは続ける。


「相手は《伝達者(メッセンジャー)》って言う、執事みたいな奴がリーダーのチームでよ。オレ達に仕事の話を回してきて、色々と情報を教えて貰っていたが、どうやら向こうは妹の方(・・・)をご執心らしいぜ?」


驚いたか、と笑いながら話す。


「姉の方は気付いたが、妹の方は全然だったようだなぁ?」


(はははははっ、……張り倒したろうか?)


薄っすら殺意を覚えてしまうジーク。

しってやったりといったダガンの笑みもだが、昼には妹の方も狙われていると気付いていたのに、ロクに調べずこの場に来たことだ。


(急がないと)


優先すべきことが出来た。

タイミングが良いのか悪いのか、まさか同時に動いていたとは。


「ちっ」


「おいっ、何処に行く!?」


予定変更である。

勢力が二つあったとは完全に予想外であった。

ダガンの呼び掛けも無視して、ジークは捕虜を集めた部屋を出ると、懐に入れていた“通信石”を口元に寄せ魔力を注ぐ。


「シャリア、聴こえるか?」


『うん? ジークかっ!?」


もしかしたらと思ったが、やはり彼からの通信待ちだったようだ。

焦った様子でジークの通信にいち早く反応した。


『一体何がどうなってる!? さっきギルドに《七罪獣》の幹部が急にやって来てそなたのことを──』


「悪いがそういうのは後にしてくれ。急ぎで用が出来た。今から拠点に居る連中をそっちに跳ばす」


『ナヌっ!?』


“ちょっ待て!? こっちも急なことでバタついてるから!!”と叫びそうになるシャリアを無視するジーク。申し訳ないという気持ちがもあるが、こっちも急いでいた。


「では、ヨロシクっ」


『ジーッ』


慌てているシャリアの返事を待たず、ブツッと通話回線が切った。


「はぁー……さて、急ごうか」


これからさらに厄介ごとになる。

そんな先のことを考えて出た溜め息の後、ジークは行動を開始した。



◇ ◇ ◇



(あらかじ)めギルド内にマーキングを付けていたお陰で『範囲指定移動(エリアワープ)』がスムーズに終わったのを確認した後。

ジークは大急ぎでダガンが言った待ち合わせ場所に駆け出していた。


「ここで良いのか?」


あれから僅か数分でジークは待ち合わせ場所。街中にある草原公園に到着した。

だが、肝心のリナ・ルールブと《伝達者(メッセンジャー)》と呼ばれる執事ぽい者の姿はない。

カップルらしき人は沢山いるのに。(心なしか急に現れたジークに女性達がチラチラ視線を移している気がしたが)


「ええいっ面倒くさい!」


もしリナ・ルールブを狙っているのなら、こんな人気のある場所にいつまでも居る筈がない。


「あっちか?」


拉致するなら人が居ない場所が好ましい。そう考えて芝生を駆け出し、人気のない奥へと突き進む。


「木が多いな!」


奥は林となっていた。一応手入れはされて道もあるが、敵が大人しく利用するか、と思うと少し考え難い。出来ている道から外れてさらに奥へと行く。

『森の道』程ではないが、それでも日が暮れ始めている時間帯。街外と同じくらい視界が悪い。


(『透視眼(クレアボヤンス)』! 『魔力探知(マジックサーチ)』!)


『無詠唱』で捜索に便利魔法二つを使用するジーク。

視界が透き通り多数の木が透けて見え、奥まで視野が進む。さらに奥だけでなく、周囲にも視野を広げていき、探知魔法の効果範囲も限界まで広げてサーチしていく。


「っ」


そして発動から一分も満たない間に……。


「見つけた!」


目標を発見する。

彼の視界、それと探知魔法に反応があった。


(な!?)



──そしてリナ・ルールブのピンチも。

急なことにジークは走りながら目を見張り驚く。


(っ! 『雑音取得(ノイズ・ノイズ)』!)


遠くの音を拾う魔法を使い、疾走しながら探知した周辺の会話を聴き取る。


『〜〜〜』


『『『『〜〜』』』』


『〜〜〜ッ!!』


距離がある為、まだ会話が上手く聴き取れない。

だが、視界と魔力の流れから状況は何となくであるが、理解は出来た。


(戦闘中! 敵は魔法師数名で構成されたタイプ。情報通り執事が居るな!)


ジークの視界には、燕尾服を着た中年の男性が複数の黒いローブを着た者を従わせている。リナ・ルールブと思われる制服を着た短髪の金髪女子を捕らえようとしていた。

リナも対抗しようと水系統の魔法で壁を作り、逃げようとしていたが、多勢に無勢である。拘束系の魔法を複数受けてしまった模様で、地べたに座り込んでしまいあっさり捕まってしまった。


「っ、ヤッバ!」


それを視たジークは焦り声と共に『身体強化』の魔法で脚力を強め、『短距離移動(ショートワープ)』の発動圏内まで一気に接近する。

距離にして数秒もない。とにかく焦らず確実に守れる算段を組み立てる。


(ん?)


『〜〜……か、ろ……』


その途中、ジークの耳に微かであるが、声が聴こえる。


『……かの、を、こ……』


どうやら徐々に『雑音取得(ノイズ・ノイズ)』の調子が良くなってきたようだ。

疾走している中、もう空間移動するので意味はないかと切ろうとした。その時──。





彼の耳に



無視出来ない



言葉が



耳に届いた。




始末しなさい(・・・・・・)


「──」




(『短距離移動(ショートワープ)』)



それは開戦のゴングとなり、彼の戦いを誘発させる原因となった。


スッゴイ中途半端な部分での終わりで済みません。

続きは次の章からとなります。

次で一応姉妹編は完結となります。


間におまけを出したいと思いますのでそちらも良かったらどうぞ。


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