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オリジナルマスター   作者: ルド
最終章【魔法使いの未来へ】。
215/265

第1話 選ばれた者たちと始まりを知らせる稲妻。

遅くなりました最終章1話目です。


暗黒期は突如やってきた。人々にとって地獄だった大戦が終結して以降は、小規模な争いごとはあってもずっと平和な日々だった。


それが世界全体に響くほどの震動によって大きく変わった。地震とは違う心身に響かせるような暗く重い震動。感じただけで絶望しそうになる恐怖の鼓動。



まるで世界全体が異物に反応して拒絶したかのように。それから数日後には世界中にある事件のことが広がった。



大戦の際に死んだ筈の《鬼神》が帝都を襲撃。さらに北の大陸に住む六王が一角《蛇王》と《幻王》を従えて北の大陸を完全に手に入れたこと。


大戦を知らない大人や子供であれば信じ難い話だと思うだろう。

が、《鬼神》ことを知っている大戦を生き抜いた者たちや、彼を知るそれぞれの国の上層部は、情報が耳に入るや真偽を確かめようとすぐに諜報部隊を派遣して急がせた。


これは聖国から以前、デア・イグスが復活したかもしれないと警告を受けたこともあったからだが、それ以上にあの怪物の恐怖を嫌というほど知っていたからだ。


《鬼神》に対する恐怖心が警戒していた皆を動かした。それこそが《鬼神》の策略かもしれないが、日が経つごとに被害規模が拡大して他国にまで《鬼神》率いる敵勢力が手を伸ばそうとしていた。


かつて《鬼神》はSSランク(超越者)最凶の冒険者と呼ばれ、長きに渡り続いた大戦の果てで、同じ超越者だった最強の魔法使いことシルバー・アイズによって滅びた。


が、魔法世界の影で動く者たちよって、《鬼神》デア・イグスは復活した。地獄から舞い戻った彼は力を取り戻しただけでなく、以前よりも遥かに増したチカラを得ていた。


六王の二角だけでない。六王が従うことが可能な魔物も使役することできたのだ。AランクやBランクの冒険者どころではない、Sランクの冒険者や騎士すら圧倒しかねない魔物たちをだ。


それが《鬼神》から《魔王》へ異名が変わった理由だった。


万を超える魔物たちを配下にした王。

六王さえも従える王の中の王。


《魔王》デア・イグスは手に入れた帝都を拠点し、幹部たちに魔物の大群を従わせて東の大陸、西の大陸、南の大陸を攻めてそこを根城にしていた他の六王も配下に加えたのだ。


力は十分に蓄えられた。

いよいよ《魔王》の全勢力が世界へ侵攻する。


しかし、各国々は黙って待つわけがない。緊急会談を開いて他国と同盟を組みデア・イグス率いる敵戦力の幹部《大賢者》、《天魔》、《雷龍》、《泥酔》を打倒しようと動き出す。

異名持ちの冒険者や騎士たちを派遣し、国々の門前で迎え撃とうとしていた。


その中には学生の頃から異名で知られていた《雷槍》、《霜剣》、《矢弾》。出奔して聖国の魔法師となった《冥女》がいる。


他にも元最強の騎士として有名な《剣聖》、《剣豪》、《姫騎士》、《黒剣》。冒険者として名の通った《竜帝》、《変幻》、《炎槍》といったランクSの面々も集まっていた。


そして戦力をバランスよく各国に回す為に《知将》や《星乙女》が計画を立て。騎士たちの指示する《知将》自らが行い。代表として聖国ギルドの総ギルドマスターが冒険者たちへ指示を送った。


その際、重役中の重役へと昇進することになった総ギルドマスターが感動のあまり号泣して、しばし部下たちに泣き付くというトラブルが起きたが、今ではテキパキと仕事をして皆をまとめ上げている。


やや目が死んで毎日飲む薬の量も倍以上に増えたが、勝利の為にこれからも頑張って貰いたいのがギルド関係者たちの総意だった。


昇進のお祝いに超高級な栄養ドリンクを差し上げたところ、感涙して暴れ回ったのできっと喜んでいたのだろう。



最後に最強戦力とも呼べる者たち。

超越者とも呼ばれているSSランク冒険者たちについてだ。


《無双》アヤメ・サクラ。

《天空王》ギルドレット・ワーカス。


かつて四名もいたが、一人は《魔王》となって、もう一人は姿を消していたが、数年前に正式に引退した。


なので今は二人だけとなったが、最近また新たな候補者(・・・・・・)が出てきている。今回の作戦にはその候補者も重要な役割を与えられていた。



◇◇◇



「遅いッ、あの馬鹿が! 一体いつまで待たせる気だ!? 作戦開始時間はとっくに過ぎてるぞ!?」


荒れ果てた海岸を苛立った顔で男は睨む。波が打ち付けてくる崖の上で手頃な岩に腰を下ろして、苛立ちからかトントンッと脚を鳴らして体を揺すっている。


「はぁ、懲りないわね。いい加減諦めたら? あの男が時間通りに来たなんて今までなかったでしょう?」

「分かってんならフォーカスに伝えて早く来させろよ」

「あの子に出来るなら苦労はないわねぇ。寧ろここぞと甘やかす姿しか見えないわ」

「未だに甘やかす精神かよ!」


そうして憤慨する男を隣にいた女性が呆れ顔で見る。岸壁に打ち付けて上がる海飛沫を鬱陶(うっとお)しげに払いながら、男ほどではないがまだ来ていない者に対して苛立ちを覚えていた。



男性の名はトオル・ミヤモト。ウルキア学園を卒業してから父の知人である《無双》の弟子となって、今はSランク(達人)の冒険者であるが、その実力が認められてSSランクの候補者にまで成長していた。


東洋風で青い若侍の格好した侍。が、体格はがっつりして愛用の二本の刀以外にも背中に馬鹿デカイ刀が背負われている。顔付きも学生時代よりも野生感が色濃くなっており、夜叉の如き気配を放っていた。



女性の名はサナ・ルールブ。ウルキア学園を卒業後は、《魔女》シャリアの弟子となって今は王族直轄の魔導師の一人になった。


さらに正式にルールブ家の当主となって前当主だった父、《金狼》の魔法と技能をしっかりと引き継いでいる。学生の頃も出るところも出て美しかったが、数年が経ちさらに磨きが掛かって妖艶な大人の色香を纏わせていた。


格好は魔女の帽子に女性用のスカートで黒と赤色の魔導服とローブを羽織っている。武器はルビーのような赤い玉が埋め込まれた杖だけのようだが、杖もただの杖ではなく強力な魔道具で作られていた。


もう学生の頃とは大違いだ。すっかり成長して互いに立場は違うが、今ではリーダー的な位置に立っている。貴族と冒険者では比べるのもおかしいことだが、二人共重要な立場の人間であるのは間違いなかった。


《無双》の弟子でSSランク候補者の冒険者。

《妖精魔女》の弟子にして王族直轄の魔導師。


まったく異なる二人がこうして揃っているのは、今回の作戦にとって二人が重要な役割だからだ。


王族とギルドからの極秘任務。

敵の幹部たちが戦力を集めて各国に仕掛けるタイミングで、自分たちが守りが減った帝都に乗り込むという内容だ。


任務目標は敵大将の首。無謀かどうかは置いておくが、《魔王》に奇襲を仕掛けて倒すことが出来れば、こちらにも十分勝機がある。魔物を従わせているのは六王だが、彼らを操っている《魔王》だ。やられたら、六王たちも正気を取り戻す筈。


なのでSランク級の者たちに中でも実力者な二人が選ばれたのは分からなくもない。が、それだけが今回彼らが選ばれた理由ではない。


そんな二人が苛立ちながらも待つ相手。その相手こそが彼らが揃って選ばれた理由だった。


「っ、なんでオレたちだけで行かせてくれないんだ上も! どうせ集合時間に間に合わないだ。敵戦力の拡散と動揺にもなるし別々に行けばいいだろ!」

「だからそれだと帝都まで進めないからでしょ? 私たちだけじゃあの守りは崩せない。けど彼なら防壁を突破できる」


人格は一切は認めてないが、実力だけは認めるのもやぶさかではない彼女。この数年で少しは打ち解けたところもあるが、やはりまだシコリが残っているか。馴れ合う気はない様子だが、前のように敵意全開ではないだけマシであろう。


「まぁ、本人がそれをしっかり理解しているかまでは分からないけど。あの馬鹿が」


もっとも当人が遅刻している所為で機嫌が緩やかに悪くなっていく。表情にはなるべく見せないようにしているが、真顔のその表情には冷たさが含まれている。

口数と共に周囲の温度が下がるのを感じたか、頰を引きつらせトオルが距離を取る。


(おいおい、魔力が漏れただけで冷えるとか、人間冷凍庫かよ。最近じゃ《氷の魔女》なんて呼ばれてるが、ちゃんと制御出来てんのか?)


《無双》の弟子となってSランクとなった彼だが、彼女もまた王都の魔導師で《妖精魔女》の弟子だ。魔法の腕前だけなら彼より数段上だろう。現に漏れ出した氷属性の魔力だけで冷気を生み出している。

苛立った気持ちが緩いだが、同時に自分以上に苛立っているかもしれない彼女の様子に少々不安になる。


感情の影響から属性魔力が漏れ出すほどの共鳴力。

凄まじいの一言だが、同時に危険もある現象だった。


「頼むからここで魔力暴走はしないでくれよ? 突破できないのも分かったが、その前にここをバレたら大群が来るぞ」


「っ……分かってる! ちょっとイラついただけよ」


(ちょっとイラついたくらいで魔力を漏らしても困るんだが……。成長したらしいが感情の部分はまだ甘くないか? 魔法についてこっちはそこまでだが、本当に大丈夫か?)


作戦前だというのに不安要素が増していく。これはさっさと出発して任務を終わらせないと余計に問題が出てきそうな気がする。


少し焦ったように魔力を抑えるサナを見て嘆息するトオルは、待ち人である彼の気配が少しでもないかと辺りの気配を探ろうとした。




──ザワッ


「──! こりゃあ……!」

「え、ウソっ!? ホントにバレた!?」


が、良くも悪くもその予感は正しかったと思わずにいられなくなった。厳しい表情をするトオルが彼女を睨むと、口に手を当て青ざめたサナは責めるような彼の視線を気まずそうに逸らしてしまう。


(この女……! いや、それよりも向こうが先か!)


気配を探ろうと周囲に意識を向けた途端、自分たちが目指す海の向こう。北の大陸より無数で巨大な気配が出現した。それも人とは違うもの。魔物が発する濃い気配が数え切れないほど北の方角から発生した。


(北にはもう人は殆どいない。間違いなく魔物の気配だ)


魔物たちが動き出す。

ギルドからの情報よりも早く。気配からして北に住む一部のようだが、それがたった今一斉に二人が立つ海岸に接近していた。


トオルは気の気配察知で、サナは魔力で接近に気付くと気配を押し殺して海岸のさらに先を見つめる。


「ルールブ!」

「分かってる! 魔力も探知したわ! 数は二百。個体のレベルはおよそ【七星】《獣魔級》【八星】《龍魔級》【九星】《剣魔級》! 殆どがA、Bランクだけど……」


「二百近く居たら危険度も倍以上に上がるな」


すぐさま探知魔法で敵の魔力を探ったが、徐々に言葉数が減って苦しげなサナを見てトオルも苦々しい顔で海岸を睨む。


(もう動き出したが、まさか本当にこっちの魔力に反応したからか!? クソが! もし本当にそうだったらマヌケにも程があるだろう! ルールブの馬鹿が! アイツと似たようなポカをしやがって!)


一瞬脳裏にもう一人の馬鹿な面が過ったトオルだが、今はそんなことを考えている暇などない。

荒れている海の先に向けていた視界に、海が染まりそうになる程の闇の影が無数に現れたからだ。


一体一体ならトオルでも倒せないことはないが、数がやはり多過ぎる。それでも簡単にやられることはないが、ここを突破された場合の国への被害を考えるなら、何が何でも抑えないといけなくなってしまう。


闇の影が次第に広がり気のせいでもなく、二人がいるこの場所に接近していた。


「来たぞ……! 考えたくないが、やっぱりさっきので気付いちまったようだ」

「っ、ごめんなさい……」

「謝る暇があったら魔力を練ろッ! あの数で接近されたら任務完遂どこか近くの村や町にまで迷惑がかかるぞ!」


その光景はまるで闇の巣。まだ遠くだが、微かに見える蠢くそれははっきり言って気味が悪い。

感じ取れる粘ついた魔力の影響しているか、近付いてくる気味の悪い気配の数にトオルたちはいよいよ覚悟を決めて、「せめて先制を!」とサナの魔法が発動して、「一匹でも多くここで斬り落とす!」とトオルもまた剣を抜こうとした。




──七属性の爆撃魔法。


集う滅びの七光の一撃エレメンタル・バースト』が彼らの頭上を通過して、海の向こうから飛んで来る闇の巣へと直撃。


七色の輝きと共に爆裂が発生して、辺りの海から大波が起こる。

まだ遠くだったが、その余波で海岸も揺れてトオルたちの体も地響きで微かに揺れた。




「「……」」


そうして一変した惨状(景色)を目にして二人の動きが止まる。

が、この状況でも気配も察知したか、ギギギギとぎこちなく首を動かして顔をそちらへ向けると。



「悪りぃ寝過ごした」


軽調子で挨拶するように言ったジークが手を振っていた。

昔のような白のローブを着て、中は黒のシャツといったいつもの軽装スタイル。武器は見当たらずまるで散歩に来たような格好にも見える。


しかし、それは見た目だけ。

纏っている無属性の魔力オーラが鎧のように放出されている。


無属性の身体強化のようだが、普通の身体強化に比べても纏っている魔力にしっかりと形が組まれている。

それは本当に鎧のようで魔力は感知し難いが、その魔力さえ見えればその身体強化が普通でないことがハッキリと分かるほどだ。


「遅いッ!」


が、そんなことは待ったされた二人には関係ない。

助かったようだが、そもそも彼が遅刻したせいで厄介ごとになったのだ。さすがに冗談じゃないとトオルが激昂して睨む中、


「……」


無言で近付いていくサナ。そんな彼女に首を傾げるジークだったが、スーと握り締められた拳を見て「げっ!?」と顔を歪ませ距離を取ろうした。


「作戦会議の時に言ったわよね? 遅れないようにって?」

「う、動きが速くなったな……」


痛烈な一撃がもろに彼の胸に入る。一瞬で間合いを詰めたサナの動きに驚いたのが隙となった。溝うちの一撃に呻き声を漏らして膝をつくジークだったが、一応身体強化を使っている。ダメージは実際のところあまりない。


「うー、辛い、苦しい、悪女の拳が俺の脆いハートを打ち砕──」

「さっさと立たないと今度は潰すわよ(・・・・)


いつものような冗談だったが、不機嫌モードのサナには余計に癇に障ったらしい。履いている靴に魔力で強化して、今にも崩折れているジークの下半身を蹴り飛ばそうとしていた。


「うっおおおおおい!? ちょっとしたジョークだろ!?」

「タイミングよく登場しといてよく言うわね?」

「ああ、てっきりサナ(こいつ)の魔力に反応したのかと思ったが、奴らが反応したのはお前だったか」


慌てた様子で起き上がる。すると不機嫌な顔を隠さない学生時代の同期を二名に見下ろされ、ぎこちない笑みを浮かべる。というか軽くキレた様子で言う二人の言葉から、さっきの騒ぎの原因も見抜かれたのだと悟り冷や汗が全開である。


「あ、あー、その……遅れたことはホントに悪かった思うけど、こっちにも色々と事情があってな? そしたら海の方へ魔物が騒ぎ出しているのに気づいてな。すぐに攻撃を仕掛けたわけなんだが……」


「そういえばお師匠様が言ってたわねー。貴方の魔力は魔法師には感じ取り難いけど、上位の魔物は悪寒として感じることがあるって。その強化魔法。一体いつから発動させていたのかしら?」


「《魔王》が前もって警戒させていたとしたら? 確かにオレたちが気付けなくてもお前が魔法を使えばすぐにバレるだろうなぁ? なのにさっきアレはなんだ? 隠密の意味分かってるのか? 助けるにしたって思いっきり目立ったぞ」


「すいませんでした。とりあえず聞いてください」


低姿勢で二人に言い訳(説明)する元超越者(SSランク)

側から見たらどう見えるだろうか。三名全員を知っている者がいれば、それは酷い光景に見えてしまうだろうが、あいにくこの場には三名しかおらず、遠くでジークが撃ち漏らした魔物たちが慌てているだけ。


『ギギッ!』

『ガゥガッ!』


中でも調子を取り戻したモノはすぐに彼の存在を感じ取る。元々彼の魔力を感知できたわけではないが、技師の《雷龍》に改造され感知機能を高められていた。


『ギギッ! ギギギッ!』


《王》たちの指示で特に警戒するように言われていた危険体の内の一体。

あいにく《王》たちと通信できるような魔法やスキルもないタイプだが、飛行能力は高く荒れ狂う海も難なく超えて戻れる飛行力を持ち合わせていた。


『ギギギッ!』

『ガゥガガ!』


すぐにでも帝都に残っている《王》たちに伝えねば。

翼を広げて冷静になった数匹と共に戻ろうとした。







「逃すと思うか?」






だからこそ騒ぎになることを予想していた彼が前もって仕掛けた。

もっとも未だ海岸で睨まれたままの彼ではない。戻ろうとした魔物たちと未だに慌てているモノの頭上。


「……目立つか、確かにそうだ」


浮かんで見下ろしていたもう一人(・・・・)のジークが全身を白の雷に染めて待機していた。


「隠密系の魔法も沢山あるが、正直得意じゃないのは事実。だからガイから助言されたよ」


『ギギ?』


その声に反応して頭上を見上げた魔物たちだったが、断罪するかのように握られていた大鎚を振り下ろした。



「パニックこそ、最大の武器だと」




帝天王の罰雷(ヴァジュラ)




そして曇の天より特大の白き雷が降り魔物たちを一掃し、海中に潜んでいるソレに浴びせる。


ジークの予定通り、《魔王》討伐戦の幕が開けた。


2話目は昼前か昼頃になります。

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