人物紹介と次章の紹介(ネタバレ注意)。
【第11章の人物紹介】
ジーク・スカルス
職 業:冒険者(元ランクSSの超越者)、学生(退学)
特 徴:黒髪の普通顔で体格も普通(普段)、赤い髪と瞳をしたイケメンの青年(ジョド変装中)
詳 細:最強の魔法使いにして(元)SSランク冒険者であった。ウルキアで済ませたかったジークは街を出る。故郷である村に戻ると彼はうちに眠っているチカラと向き合いながら、やって来る新たな戦いに向けて準備始めた。
ジーク「アイリスを連れてたら、これでもかと揶揄われました!! すぐ打ち解けてくれたけど、俺の方はメンタルがボロボロでした!!」
アイリス・フォーカス
職 業:学生(休学)
特 徴:透き通ったような水色髪をした女性。
詳 細:サナの友人であり、同じく貴族の娘。料理好きで穏やかな性格であるが、共有したアティシアの魂の影響か行動力と決断力が飛躍的に跳ね上がり、田舎へ帰ろうとするジークへ付き合い一緒に村に移り住んだ。シィーナに頼み修業を受けて……少しずつ力を上げ始める。
ジーク「進化の片鱗が見えた気がしたよ。最終形態がアティシアみたいだったらと思うと…………超不安でしかないです」
サナ・ルールブ
職 業:学生、冒険者(ランクAの強者)、騎士
特 徴:キリとした表情の金髪女性、少し高めの背丈とほっそりとした脚に豊満な胸部を持つ理想のボディ。
詳 細:街どころか国でも有名な貴族の娘。密かにジークを超えたいと願っていたが、彼が学園を辞めたことで目標を見失いかける。連絡してくるアイリスを通して彼の正体や色々と知ることになると、ある人物の弟子入りを申し込み……。
ジーク「頑固な奴だから……いつか俺のところに辿り着きそうだ」
トオル・ミヤモト
職 業:学生、冒険者(ランクBの上級者)、剣士
特 徴:黒髪の東洋人、体格はがっしりとした肉体派である。
詳 細:東洋の国出身の剣士。魔導杯で散々だったことに後悔した彼は、自分自身を叩き直そうと、ある人物に指導をお願いする。サナ同様に彼の正体を知ることになるが、復讐の気持ちはすっかり薄れており、新たな目標を掲げていた。
ジーク「いつか来い。お前とならいつでも受けて立つ!!」
ティア・エリューシオン
職 業:聖国第二王女、騎士
特 徴:長い緋色の髪をポニーして、美麗な顔立ち、長身でサナを上回る胸部と引き締まった腰回り、理想のスタイルをしている。
詳 細:聖国の第二王女で騎士。王族と騎士の仕事に力を入れるが、その合間に空間魔法でジークの村にお邪魔してイチャイチャ。アイリスやシャリアと衝突したり結託したり……第一王女の姉のような攻撃的な部分を見せ始める。
ジーク「いや、結構な回数で来てますよ!? 仕事の方は本当に大丈夫? 偶に王から手紙で“責任取れ”とか不穏なメッセージが送られて来るんだけども!?」
シャリア・インホード
職 業:ギルドマスター、元冒険者(ランクSの達人)
特 徴:妖精族、金髪幼女&大人バージョン(そのうち公開)
詳 細:ウルキアの冒険者ギルドの長。聖国でも有名な異名持ちでランクSの元冒険者。《妖精魔女》と呼ばれたランクSSに届く実力者。仕事は相変わらずサボり気味で、お怒りのキリアのお説教コースとなるが、その度に空間魔法を使ってジークの村に遊びに逃走していた。……最近弟子を迎え入れたが、素質があると感じたか、少しばかり本気で面倒を見ていた。
ジーク「空間魔法をギルドからでも出来るようにしたけど……失敗だったかなぁー」
「各々、新たな目標を見つけて動き出したようだな。……俺ものんびりしてられないな。今度は必ず────守ってみせる!!」
【次回予告(ネタバレ注意)】
なんだか完結のような流れになりましたが、まだ完結ではありません。
これはもう作者の問題ですが、最後はやはりバトって終わらせたい。
というわけで、『最終章』は一気に話が飛びます。
具体的には年数は示しませんが、数年後の世界となります。
────とうとう《魔王》にまで昇格したデア・イグスが帝国を支配し、そこから聖国、中立国、妖精国へ総攻撃を仕掛けようとしていた。
敵側には魔王幹部以外に六王の一角である《獣王》や《蛇王》に新王となった邪竜の《竜王》などが魔物の軍勢と共に控えていた。
しかし、その総攻撃が行われる前にジーク率いる強襲部隊が《魔王》が居る帝都に攻撃を仕掛ける。
帝都を防衛するように六王の《海王》、《鳥王》、《幻王》が魔物の大群と共に控えているが、成長した彼らも劣りはしない。
『六王』も巻き込む、史上最大の大戦が今始まろうとしていた。
強襲を仕掛けるジークの策が帝都を混乱へと落とす。魔王幹部も現れ帝都は一層混沌と化していく。
ようやくまともな常識を学んだジーク・スカルス。
そ《無双》の弟子となって成長したトオル・ミヤモト。
シャリアの元で魔導師と呼べるまで成長を遂げたサナ・ルールブ。
最後にジークのサポート役へと昇格して、婚約届けを無事に書かせたアイリスたちが《魔王》に挑む。
物語は『最終章』へ続く。




