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オリジナルマスター   作者: ルド
魔法使いと魔導杯【中編】。
162/265

人物紹介と次章の紹介(ネタバレ注意)。

【第9章の人物紹介】


ジーク・スカルス

職 業:冒険者(ランクSSの超越者)、学生

特 徴:黒髪の普通顔で体格も普通(普段)、赤い髪と瞳をしたイケメンの青年(ジョド変装中)

詳 細:怠惰な学生であるが、最強の魔法使いにしてSSランク冒険者。因縁のある帝国側の《冥女》が所持していた『蛇王』の魔眼に苦戦するが、自身の魔力で凌駕する。元SSランクだった《巨沈王》にもなんとか勝利するが、連戦続きの夜を迎えようとしたところで、武装化したサナに呼び出されてしまう。



サナ・ルールブ

職 業:学生、冒険者(ランクAの強者)、騎士

特 徴:キリとした表情の金髪女性、少し高めの背丈とほっそりとした脚に豊満な胸部を持つ理想のボディ。

詳 細:街どころか国でも有名な貴族の娘。予想外なことにジークに続いて決勝戦に進出したが、どこか様子がおかしい。さらに完全武装した状態でジークを呼び出したが、その訳は……?



シオン・ミヤモト

職 業:学生(風紀委員長)

特 徴:無表情の黒髪女性。

詳 細:三年の風紀委員長でトオルの姉である。トオルと同じくミヤモト流の扱える学園トップの一人。妖刀の力を使い変貌したサナに攻撃を仕掛けるが、容易く封じられてしまい敗北。



クロウ・バルタン

職 業:学生(副委員長)

特 徴:黒髪の長身、眼鏡をかけている。

詳 細:三年の風紀委員会の副委員長を務めている知的男子。リグラの部下として王都の裏を調べていたが、復讐の壊滅者(リベンジャー)に気付かれて肉体を乗り移られてしまう。トラップ系のオリジナル魔法を所持しているが、多くの者が見る試合場で使うつもりはなかった。



ルーシー・ライブ

職 業:学生(生徒会長)

特 徴:三つ編みの黄色髪をした女性。

詳 細:三年の生徒会の会長を務めている。武器である魔導書を使って莫大な魔力を抑えて光魔法を使用する。《冥女》とは対局で魔眼を除けば実力も互角に近かったが、ジークの攻撃をモロに受けてしまい敗北する。



リヴォルト・ビートル

職 業:聖国の総ギルドマスター、元冒険者(SSランクの超越者)

特 徴:筋肉が無駄にあるムキムキな老人。

詳 細:かつてはガーデニアンやゼルダードと肩を並べて《巨沈王》と呼ばれた元SSランク冒険者。強力な身体強化系のオリジナルで得意な肉弾戦で敵を圧倒してきたが、歳のせいで反射能力が弱り勘も鈍っていたか。第一王女とジークの連携に呆気なく敗北する。



グレリア・フルトリス

職 業:エイオン学園の学園長

特 徴:紫髪で妖艶な女性。口調が男性のようだ。

詳:細:シィーナやリグラの同期であり、王都では学園長を務めている。リヴォルトを利用して実験を続けてきたが、リヴォルトの暴走によってあえなくギルドレットに捕まる。ただ、本心はあくまで国のことを思っており、取引という形ではあるが、協力するつもりのようだ。



カルマ・ルーディス

職 業:学生、孤児

特 徴:シルバーの姿に似せた銀の紙と瞳をしているが、表情は感情が欠落している。

詳 細:孤児院出身であったが、オリジナル魔法に目覚めて王都の学園への入学が認められるが、その後グレリアの実験体となる。準決勝戦で暴れ回る予定だったが、サナの魔法で凍結されてしまう。



ギルドレット・ワーカス

職 業:冒険者(SSランクの超越者)

特 徴:割ときちんとした顔立ちの茶髪の男性

詳 細:王都を拠点としているSSランクの冒険者。《天空界の掌握者(ファルコン)》と呼ばれて、所持する魔眼で常に王都全体を見張っていた。呪いなのか子供から老婆まで、女性と呼ばれる人種から徹底的に嫌われていた。本人は紳士だと言っているが、覗き趣味の時点で紳士ではない。



ローガン・エリューシオン

職 業:国王

特 徴:似合わない王冠と赤と金色の服を身に付けた男性。

詳 細:家族からはイジられキャラな聖国の王。父離れな娘たちから全く尊敬されず落ち込む毎日。試合場は自分のお小遣いで建てた特注のようで、真っ二つにされたリングに発狂していた。……建て替える時はさらに頑丈にしてやろうと密かに決意した。



カトリーナ・エリューシオン

職 業:聖国第一王女、王都の騎士団長

特 徴:鋭い目つきで緋色のサイドテールをした女性。

詳 細:聖国の第一王女であるが、鬼レベルの脳筋な騎士団長。気使いの剣士で攻撃能力はSSランクに近い。破壊的な技ばかりなのは猪突猛進な性格の所為であり、気使いや剣士が全員考えなしの攻撃馬鹿ではない。



ティア・エリューシオン

職 業:聖国第二王女、騎士

特 徴:長い緋色の髪をポニーして、美麗な顔立ち、長身でサナを上回る胸部と引き締まった腰回り、理想のスタイルをしている。

詳 細:聖国の第二王女で騎士。ジークのピンチと知って姉に頼ってしまったが、心の何処かで少し後悔している。シィーナの協力要請に戸惑いは少ないが、彼を斬らねばならない時が近いかもしれない事実に……心中は穏やかではなかった。



シィーナ・ミスケル

職 業:冒険者(Sランクの達人)

特 徴:白銀髪をした女性。

詳 細:ジークの師匠でSランクの冒険者である。《白銀の星光乙女(アダーラ)》と呼ばれていた。ジークのことを子供頃から面倒を見ており、周囲の反対を押し切り大戦に参加する彼に封印された『イクスカリバー』を授けた。『予知』の魔法が使えて破滅の未来を見たことから、王女を含めた王都の知り合いたちに協力を求めた。



復讐の壊滅者(リベンジャー)

職 業:魔境会、魔法使い

特 徴:白髪でフードを被っており、それ以外は不明。

詳 細:《魔境会》のメンバーのようだが、正体は不明。探っていたクロウに乗り移り準決勝戦でサナに乗り移ろうとしていたが、察知してたシィーナとサナ(仮)に阻まれてしまう。




【次回予告(ネタバレ注意)】


全ての決着を付ける決勝前夜。────────覚醒の時が突然来てしまった。


「待ったよ……ジーくん」

「私には……彼を助ける術はありません」

「彼に委ねたんです。自分を殺す役目を、そして九番目の原初(・・・・・・)を託して」



「ジークの正体に触れるにはまず、世界の歴史と消えた歴史、生まれた原初と忘れ去られた原初に触れる必要があります」



そして、その裏で動き出した。裏の者たちと──────


「お待ちしておりましたガンダール様」

「あなた方の主人の完全復活(・・・・)。つまり、あの者の肉体を手に入れたいのでしょう?」

「だから必要なんですよ。この魔力(チカラ)に耐えれる彼の肉体が……!」



「貴様に天罰を下してやる。我が刃で地獄へ落としてやろう」



最強の剣士であるSSランク冒険者が参戦する。





そして、


『楽しむのは、もう終わりだ』

『最強を超えてオレたちは帰るんだ……!』


最凶の鬼との記憶が蘇り……


『ごめんなさい。ジーク』

『ッ……やめろッ!!』


『あなただけは────絶対に死なさせない』


絶望の扉が開いた。






「あなたの敵なら……ここにいますよ」


「ア、アア、アアアアア、アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!」





シリーズ中で最も長い夜の話……『覚醒編』へ続く。


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