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オリジナルマスター   作者: ルド
魔法使いと魔導杯【前編】。
139/265

人物紹介と次章の紹介(ネタバレ注意)。

【第8章の人物紹介】


ジーク・スカルス

職 業:冒険者(ランクSSの超越者)、学生

特 徴:黒髪の普通顔で体格も普通(普段)、赤い髪と瞳をしたイケメンの青年(ジョド変装中)

詳 細:大戦を終わらせた英雄だが、学園では怠惰な問題児。大会が始まり《雷槍》との対決で目的の『古代原初魔法(ロスト・オリジン)』を手に入れる。同時にかつての戦いへの楽しさを思い出し始めて、若干複雑な気持ちになっていた。


ジーク「計画は順調かな? 思ったよりやり過ぎた気もするけど……」



アイリス・フォーカス

職 業:学生

特 徴:透き通ったような水色髪をした女性。

詳 細:サナの友人であり、同じく貴族の娘。料理好きで穏やかな性格であるが、ジークに対してだけ何故か異様な独占欲と愛情が出てしまい、振られたショックで引き籠ってしまう。最近になって復学したが、いきなりジークの師匠から接触を受けて戸惑っている。


ジーク「師匠は天然だからねぇ。あんまり理解しようとすると頭が痛くなるぞ?」



サナ・ルールブ

職 業:学生、冒険者(ランクAの強者)、騎士

特 徴:キリとした表情の金髪女性、少し高めの背丈とほっそりとした脚に豊満な胸部を持つ理想のボディ。

詳 細:国でも有名な貴族の娘。無事に大会を勝ち進んでいるが、らしくない様子のジークを見て少し気にしているようだ。しかし、トオルの敗北と勝ち進んだカルマ・ルーディスに今は意識ごと警戒を集中させていた。


ジーク「順調なようだけど決めてが弱いからな。そこをどうにかしないと勝ち目は……」



トオル・ミヤモト

職 業:学生、冒険者(ランクBの上級者)、剣士

特 徴:黒髪の東洋人、体格はがっしりとした肉体派である。

詳 細:東洋の国出身の剣士。サナ同様に勝ち進めていたが、シルバーの魔法を使うカルマ・ルーディスに敗北する。復讐対象と同じ姿にトオルの心は荒れ狂う。


ジーク「運がなかったとしか言えないな。もし相手がサナの方だった勝てたかもしれない」



ゼオ・ルールブ

職 業:ルールブ家当主、元騎士

特 徴:金髪で大柄な体格の持ち主。スーツ越しでもムキムキの筋肉で、骨格も鎧のようにガッシリとしている。

詳 細:かつては《金狼》と呼ばれた聖国の騎士。サナの応援の為に駆けつけたが、仕事癖か出てしまったか、リグラが用意した会議に積極的に参加していた。


ジーク「親バカだよ。こういう脳筋な人がいるから、余計に貴族と関わりたくないんだよ!」



ディック・フォーカス

職 業:フォーカス家の現当主

特 徴:青髪の細い体格の男性。

詳 細:アイリスの父親であり、ジークが愛したアティシアの父親でもある。自身の研究と欲望の為にアティシアと母親の運命を汚した。二人を追放したことで自分の失敗を隠蔽したが、負い目から今の妻と上手くいかず、さらに二人の死をジークから聞かされ、娘のアイリスからも今まで以上に距離を取るようになっていた。


ジーク「コメントが必要か? アイリスには悪いが、こいつだけは何の同情もないから、正直言ってどうでもいい」



ルカ・ネフリタス

職 業:帝国第三王女、学生

特 徴:制服をゴスロリ風に改造した豊満な胸を持つ女性。

詳 細:帝国の王女で《冥女》と呼ばれている闇系統の魔法使い。魔力操作に非常に長けて、オリジナル魔法も所持しており、同年代の相手を軽く倒してしまうほどの実力者だ。……若干S気味な性格である。


ジーク「魔力操作だけなら俺より上だ。他にも何か隠してそうだが、手の内はなかなか見せてくれないだろうなぁ」



シムラ・サナダ

職 業:学生、冒険者(Aランクの強者)

特 徴:愛用の槍を扱う巨体の男性。

詳 細:Sランクの《炎槍》の弟子。実戦経験も積み重ねたAランクの冒険者で《雷槍》と呼ばれており、師から『古代原初魔法(ロスト・オリジン)』を継承されていたが、狙っていたジークに奪われてしまう。


ジーク「やってしまったが、後悔はない。いずれ取らないといけなかった。遅いか早いかなんだよ」



リヴォルト・ビートル

職 業:聖国の総ギルドマスター、元冒険者

特 徴:筋肉が無駄にあるムキムキな老人。

詳 細:かつてはガーデニアンやゼルダードと肩を並べて《巨沈王》と呼ばれていたが、大戦で得た恐怖からか力ばかりを追い求めて、禁忌とされている技法にも手を染めて国を強くしようとしている。自身の権力をフルに使い隠蔽してきたが、不信感を抱いた一部のギルド関係者から目を付けられていた。


ジーク「あの老害が……! 今さら何出て来てんだ……!」



グレリア・フルトリス

職 業:エイオン学園の学園長

特 徴:紫髪で妖艶な女性。口調が男性のようだ。

詳:細:シィーナやリグラの同期であり、王都では学園長を務めている。探究心が深く実験が好きな性格から、公に出来ない実験ばかりを密かにしている。国の為にチカラを求めるリヴォルトを言い含めて、危険過ぎるシルバーの魔力実験を進めていた。


ジーク「イカレタ研究者だ。学園長も苦手だけど、こっちはこっちで別の意味で苦手だ」



カルマ・ルーディス

職 業:学生、孤児

特 徴:シルバーの姿に似せた銀の紙と瞳をしているが、表情は感情が欠落している。

詳 細:孤児院出身であったが、オリジナル魔法に目覚めたことで王都の学園への入学が認められる。しかし、学園長のグレリアに利用されてしまい、今は心を閉ざした生きた人形となっている。


ジーク「何があったか知らないが、銀の髪と目は似合わないから、すぐやめなさい」



ギルドレット・ワーカス

職 業:冒険者(SSランクの超越者)

特 徴:割ときちんとした顔立ちの茶髪の男性

詳 細:王都を拠点としているSSランクの冒険者。《天空界の掌握者(ファルコン)》と呼ばれて、所持する魔眼で常に王都全体を見張っていた。呪いなのか子供から老婆まで、女性と呼ばれる人種から徹底的に嫌われていた。……約一名は別であるが、本人は苦手意識を抱いていた。


ジーク「いい加減自覚して!! 存在レベルで毛嫌いされてんだよ!!」



ローガン・エリューシオン

職 業:国王

特 徴:似合わない王冠と赤と金色の服を身に付けた男性。

詳 細:家族からはイジられキャラな聖国の王。父離れな娘たちから全く尊敬されず落ち込む毎日。ただ仕事はしっかり務めており、長女と次女からは少なからず感心の目を向けれることがある。……ごく偶にであるが。


ジーク「親バカがここにも居たか。頼むから公衆の前ではちゃんとしてくれよ?」



カトリーナ・エリューシオン

職 業:聖国第一王女、王都の騎士団長

特 徴:鋭い目つきで緋色のサイドテールをした女性。

詳 細:聖国の第一王女であるが、鬼レベルの脳筋な騎士団長。色恋沙汰に対して嫌悪を抱くほど大っ嫌いで、婚約の話を持ち出した父と一緒に放り捨てきた彼女だが、何故か『全世界の女性の敵』とまで呼ばれるギルドレットに惚れており、ことある毎にアタックを仕掛けている。……その手の方法に心得がないから、裏目に出て距離を取られているが。


ジーク「趣味が分からんけど、射止めるなら早くやって!? あの人の暴挙をこれ以上見るのは、同じ超越者として居心地が非常に悪いから!!」



ティア・エリューシオン

職 業:聖国第二王女、騎士

特 徴:長い緋色の髪をポニーして、美麗な顔立ち、長身でサナを上回る胸部と引き締まった腰回り、理想のスタイルをしている。

詳 細:聖国の第二王女で騎士。大会に出ているジークのフォローを陰ながらしようとするが、勘の鋭い姉とほぼ気付いているギルドレットを前に、すっかり頭を抱えて投げ出したくなっていた。


ジーク「フォローありがとう! あとマジでごめんなさい!」



シィーナ・ミスケル

職 業:冒険者(Sランクの達人)

特 徴:白銀髪をした女性。

詳 細:ジークの師匠でSランクの冒険者である。《白銀の星光乙女(アダーラ)》と呼ばれていた。ジークのことを子供頃から面倒を見ており、周囲の反対を押し切り大戦に参加する彼に封印された『イクスカリバー』を授けた。……まもなくやってくる破滅の未来を回避する為に、鍵となっているアイリスに接触をした。


ジーク「天然師匠が動くかぁー。ああ、嫌な予感がヒシヒシと感じる……」



バルト・ランサー

職 業:冒険者、元傭兵

特 徴:大柄でムキムキな体格をした濃い茶髪に鉢巻の男性。

詳 細:暑苦しい男でジークの体術と武器系の指導者。変則的な攻撃スタイルを得意としてSランクの戦闘力を持っているそうだ。ノリで生きている節があり、よく怒られている。女性陣からは子供のジークに余計な知識や遊びを教えたことで、割と本気で恨まれている。


ジーク「恨まれて当然!! 戦闘の指導者として感謝してるけど、性格が壊滅的だよこの人は……」



カム・スパナ

職 業:冒険者、匠の職人(マスター・スミス)

特 徴:白衣を着たメガネで薄い黄髪の女性。

詳 細:シィーナの学生時代からの付き合いで魔道具の製作者。ジークが所持している『神隠し』の製作者でもあり、彼が苦労している魔力の為に色々な物を作ってきたが。


ジーク「この人の道具はどれも安全装置がゆるゆるだから怖いんだよ。性能はスゴイのばかりだけど覚悟しないと、その反動が俺に返ってくるから」




【次回予告(ネタバレ注意)】


影で蠢く暗躍の気配を感じながら、大会もあっという間に進んでいき、遂に準決勝戦が行われた。


試合はバトルロイヤル形式。

暗器に特化したミルルは格上の敵たちを翻弄しようとするが、集まっているメンツはどいつもこいつも一筋縄にはいかない、猛者ばかりであった。


「行きますよ。《冥女》」

「いいわ。来なさい」


光魔法が得意な生徒会長のルーシーも参戦して、数多くの上級魔法を披露するが、《冥女》のルカが繰り出す闇魔法と衝突する。……どちらも誇れる光と闇のぶつかり合いが始まった。


「僕とはダメのかな? 同じ聖国の側だよ?」

「イケメンは論外……だ!」

「ハハハッ! それは残念だっ!」


さらに《天魔》のシルベルトも参加して、彼が扱う光と闇の剣がジークのスキルの剣と激突。……二人の対決はあり得ない形で決着を迎える。




自分以上の魔力操作の誇る《冥女》に振り回される。所持している原初魔法も手足のように使って、彼の布石を封じる一手を打たされた。




「終わるのはそっちよ。自身の魔力で苦しみなさい────《消し去る者(イレイザー)》……!」




『蛇王の毒』が彼に襲いかかった。




────ドクンッ




「覚悟はいいか? ここからは、ただの一方的なお仕置きの時間だ」



そして《消し去る者(イレイザー)》の逆襲も始まった。




『魔導杯 中編』へ続く。


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