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オリジナルマスター   作者: ルド
魔法使いの出会いと再会。
105/265

人物紹介と次章の紹介(ネタバレ注意)。

【第6章の人物紹介】


ジーク・スカルス

職 業:冒険者(ランクSSの超越者)、学生

特 徴:黒髪の普通顔で体格も普通(普段)、赤い髪と瞳をしたイケメンの青年(ジョド変装中)

詳 細:学園では怠惰な問題児。大会に参加するため代表を決める予選会に出たが、王女ティアの乱入で途中棄権を選んでしまった。学園側から条件付きで大会出場を認められたが、深い暗雲が見え出す大会に嫌な予感を感じていた。


ジーク「潔く諦める選択もあったが、欲が出ちゃったなぁー」



サナ・ルールブ

職 業:学生、冒険者(ランクAの強者)、騎士

特 徴:キリとした表情の金髪女性、少し高めの背丈とほっそりとした脚に豊満な胸部を持つ理想のボディ。

詳 細:街どころか国でも有名な貴族の娘。学園では三本に入る美少女。代表決めもいよいよ激しくなる。身に付けた氷結魔法と槍術でジル・ガルダを追い詰めるが、あと少しで力尽きてしまう。


ジーク「俺から見てもいい勝負だと思う。構図的に三対一という圧倒的なハンデ付きだったけど」



リナ・ルールブ

職 業:学生

特 徴:小柄で短めの金髪女性、姉とは逆に小動物のような印象のある体型をして、一人称は「ボク」であるが、立場から「私」と隠している。

詳 細:サナの妹で初等部の生徒。先輩であるジークに近付きつつ、どうにかアイリスが昔のように学園に通えないか、日々模索している。


ジーク「根は良い子だからこれ以上は怒れないな。ちょっと危なっかしい部分はあるけど、アイリスの件は本当に感謝してる」



トオル・ミヤモト

職 業:学生、冒険者(ランクBの上級者)、剣士

特 徴:黒髪の東洋人、体格はがっしりとした肉体派である。

詳 細:東洋の国出身の剣士。ジークとは一年からの付き合い。父の一件でシルバーを殺したいほど恨んでいる。ジーク戦で妖刀を解放して失格になりかけたが、どうにか勝ち進めることが許される。ジル・ガルダに剣術を叩き込むが、彼の派生属性と一体化技法に押し潰される。


ジーク「妖刀をしっかりコントロール出来てれば勝機あったかもしれない。もしくは気術による剣技を一層強化するか」



ミルル・カルマラ

職 業:学生、冒険者(ランクCの中級者)

特 徴:橙色の少し短い髪をしたスレンダーな女性。スラっとした長い足腰をしているが、胸はなく地味に気にしている活発な雰囲気のある女性。

詳 細:クラスメイトの女性で数少ない話し相手。いつも楽しそうにして、盗賊紛いだった頃の名残で戦法は暗殺系スキル。魔法発現用の魔法陣も所持しており、色々と隠し球があるようだ。


ジーク「魔法陣にはこっちも驚いた。アレらは便利な反面、とても燃費が悪い。あらかじめチャージしてても不便な点が多い」


キリア・ネイル

職 業:冒険者ギルドの受付嬢(職員)、元冒険者(ランクAの強者)

特 徴:薄緑の長髪のお姉さん、自由人な上司に対し常に頭痛を覚える苦労者

詳 細:ウルキアの冒険者ギルドの受付嬢をしている元冒険者。サボり気味でジークが大好きな上司に頭を抱えて、さらには学園に好奇心旺盛な困った妹がいるので、いつも気が気がじゃない。ジークの極秘情報が漏れた際は、かなりのレベルで激怒して、腫れあがり真っ赤になるくらいお尻をペンペンしたとか。


ジーク「あ、あんまり気にしてないから、ほどほどに……」



シャリア・インホード

職 業:ギルドマスター、元冒険者(ランクSの達人)

特 徴:妖精族、金髪幼女ロリ&大人バージョン(そのうち公開)

詳 細:ウルキアの冒険者ギルドの長をしている。聖国でも有名な異名持ちでランクSの元冒険者。学園でのジークの試合が見たくてしょうがないが、仕事が忙しいのでなかなか行けず拗ねている。……彼に裸を見られても全然気にしない。


ジーク「俺が気にするからやめて!? 働いてる以上にサボり頻度が多いんだからその分は働きなよ!」



ジル・ガルダ

職 業:学生(風紀委員)

特 徴:薄い灰色の髪をした低い背丈の男子。一人称は「僕」。

詳 細:三年の風紀委員。どちらかと言うと肉体派の暴動鎮圧の魔法師。規律に厳しい学生であるが、背丈のことを非常に気にしており、「チビ」などと言ったら、たとえ問題になっても相手を容赦しない。金剛系統の派生属性を扱う格闘系の魔法師であり、Sランク技法の一体化を扱えるプロと言ってもいい。


ジーク「一体化は俺でも苦手な技法だから、アレが使えるガルダ先輩は本当に凄いよ。……代わりにもう一つの技法(・・・・・・・)が得意だけど」



リグラ・ガンダール

職 業:学園長、元司令官

特 徴:仕事柄常にスーツを着ている濃い茶髪の男性。

詳 細:ルールブ家やフォーカス家に並ぶ貴族。大戦時は《知将》と呼ばれて聖国の総司令官であった。ジークのことは彼が一年生の時から気にしていたが、最近になってより注目するようになる。室内に隠したかつてのライバルの品の中身を彼が盗んだと確信しており、彼女(・・)との繋がりを探り出す。


ジーク「冷静沈着とは本当にあの人のことを指すんだろうな。師匠は天然系ってだけで困る方だったけど」



ティア・エリューシオン

職 業:聖国第二王女、騎士

特 徴:長い緋色の髪をポニーして、美麗な顔立ち、長身でサナを上回る胸部と引き締まった腰回り、理想のスタイルをしている。

詳 細:聖国エリューシオンの第二王女であり、騎士団に所属して大戦参加者あり、シルバーを知る数少ない人物。正体を隠したい彼の気持ちを汲んで協力してくれているが、彼を想う気持ちが暴走して何度か危うい場面が……。偶然見かけたアイリスを見て、王女としての立ち振る舞いも忘れて酷く驚いている。


ジーク「困るんだよな。頼むから余計なことを言わないでくれよ?」


リン

職 業:専属護衛騎士

特 徴:黒髪に甲冑姿。名の通り凛とした雰囲気と目付きである。

詳 細:黒い体験を扱う気使い。魔法の素質がなく素人同然であるが、対魔法使い戦に特化したスタイル。王都騎士団長の第一王女のスタイルを真似ているが、遥かに劣っている。


ジーク「個人的に精霊使いと気使いとは絶対戦いたくない。どちらも俺の魔力に通じる武器だからモロにくらうとヤバい」



フウ

職 業:専属魔法師

特 徴:薄いピンクの短髪、小柄であり火の妖精族と人間とのハーフ。

詳 細:普段から無表情な彼女だが、不測の事態に結構弱い。ハーフだからこそ使える火と風の混合魔法が扱える。その上の技法も使えなくもないが、魔力消費が激しいのでただの混合魔法に留めている。ジークことシルバーを心から尊敬しており、専属護衛の立場でなかったら、ずっとついて行ったに違いない。


ジーク「無表情だから読め難いけど、割と慕われている感じだ。弟子には勘弁だけど」



カリア・ネイル

職 業:学生(新聞部)

特 徴:薄緑の短髪、小柄で悪戯っぽい童顔。

詳 細:好奇心旺盛なリナの同級生。本当に知りたがりな性格をしている為、何度か危うい場面にも深入りしがち。受付嬢である姉が持ち帰った資料から偶然去年の事件を知ることになるが、代償として姉からこれでもかと折檻を受けてしまい、しばらくの間、お尻が痛くて座るのが辛かったりした。


ジーク「お尻……大丈夫か?」



【次回予告(ネタバレ注意)】


開催場所である王都に到着。用意された一室で一休みしようとするが。


「どうしてお前がいるんだ? シャリア」

「心配はないぞ! なにせキリアの奴も王都に来てるからな!!」

「それはそれで大丈夫なのかギルド会館」


こっそり付いて来たシャリアに呆れる中、ジークはこれまでの話を振り返る。


遂に目的の品を入手出来たジーク。

しかし、合流が遅れている間にティアがアイリスと接触してしまった。


「ああ、そうだ。だからアイツはフォーカス(・・・・・)じゃなかったんだ」

「……それは、人が……親がする行いなんですか……!?」


狼狽する彼女から呼び出されてしまい、彼は隠していたもう一つの秘密を打ち明けるが……。


代表戦が無事に終わり、各自大会まで訓練に励む中。

実力が未知数なジークの前に代表者達が挑むに来る。

再戦を望むトオルや彼の秘密を探るサナも挑戦して来る中、先輩である彼らもまた彼の前に現れる。


「それではやるか。ジーク・スカルス」

「ええ、よろしくお願いしますね。ガルダ先輩」


派生属性とSランク技法を扱えるジル・ガルダを前にジークは魔法やスキルを屈指する。


そして────


「見せてあげますよガルダ先輩。『一体化』と同位の技法────『融合(・・)』を」


大戦中でも役立ったSランク技法を披露した。──────緋色の雷が鋼を貫く。

だが、トオルの姉まで参加して来て、ジークの苦労は日に日に増すばかりだった。


そんな中、集う師匠と仲間達や動き始める新たな脅威。

開催目前で『魔導杯』が行われる王都エイオンでは、あらゆる思惑が入り組んで混じり合っていた。



そして、残されたジークは……


「生き残った俺にできることを……俺は四年かけて考えた。途中何も忘れて怠惰に過ごしたこともあったが……それも虚しかったな」

「ライン、俺はやるよ」


隠されていた真の目的が明らかになる!

どこまで願い続ける彼が目指す先にあるのは!?




「……今のあなたでは私を殺せません」

「俺が殺したいただ一人の存在───────それはアンタだ!!」





魔導杯前夜、彼の真の敵が姿を現す!!


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