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第四話遭遇戦中

世の中は~大変な事があるけれど~それでも生きている事が楽しいのさ~。

あ……済みません。

歌を歌ってしまいました(-.-;)

『これから殲滅作戦を開始する。』

当たり前の声だがすこし違和感がある。

自分が緊張しているからであろうか?

今、自分が戦争という歯車の中の一部だという事を忘れて変な事を考えていた。

『敵はδチームに任せてγチームは敵艦を破壊するのを目標にしてくれ。』

αチームに所属している戦闘機部隊隊長が最後の確認をしている。

『敵が来るぞ、配置に着け!!』

言い終わるまでに敵影が見えてきた。

敵はひし形の形で4つ羽がはえている。

どういう武装をしているかまだ詳細はわからない。

『γ06宜しくな。』

バイザーで隠れているので顔は見えないがγ05という事は分かった。

今作戦では2人ずつ別れて攻撃する。

「了解です。こちらも宜しくお願いします。」

と返事をした。

『強化人間でもミュータントでも、なんでもいいが敵にはなるなよ。』

パイロット全員に自分の正体がバレているようだが、だからと言って邪魔したり怖がられたりなどは特になかった。

『ともかく俺の後に付いて来てくれ。

途中のデブリとかにぶつかって一巻の終わりとかになるなよ。』

「ラジャー!」

と言ったが緊張して「ラダー」と聞こえてしまった。その事で赤面してしまった。

『緊張するな、リラックスしろ。

そうしないといざという時動かなくなるぞ。戦争でそういう奴らをよく見てきた。』

γ05のパイロットは前の惑星と惑星との戦争に行った事がある熟練者らしかった。

『よし、突撃するぞ!』

そう言っていきなりγ05の機体は加速し始めたのでこちらもレバーを上げて加速し始めた。

それぞれの機体にはUNSCと文字が横に書かれている。

UNSCとは〔国連宇宙軍〕を省略したものである。

敵機は熟練であるらしく、いきなり散開し始めた。

こちらも固まっていると危ないので散開した。

『俺が敵を引きつけるからその間に撃破しろ。』

こちらの返事を聞かないまま、旋回したり上昇したりし始めていた。

「仕方ないな~。」

思わず溜め息が漏れてしまった。

挑発に乗ったらしくこちらに来た10機の内、8機が向こうに行ったが2機はこちらに攻撃を仕掛けてきた。

2機が後ろをつけた。

旋回して後ろに回り込もうとしたが相手はそうはしてくれなかった。

相手は小型化したビーム砲とプラズマミサイルが搭載されている事が戦闘から分かった。

こちらの武装は昔の〔大和〕という戦艦の主砲を小型化した実弾砲と一般的なミサイル砲二門装備していた。

ビョンビョンビョン

と、すぐ後ろから聞こえてきて今にも撃墜されてしまうのかと思ってしまった。

だがデブリが沢山あるので狙いをつけるのが難しいはずなのでとにかく逃げ回っていた。

その時一機がデブリにぶつかり一筋の光輪を出し爆散した。

その間、近くのデブリに隠れた。

爆発の光で目が眩んだのかどこに俺がいるか動き回っていた。

隠れたデブリから相手が背を見せた瞬間実弾砲を撃ちまくった。

相手は蜂の巣になったので爆散した。

『お‥い…いつまでまた…せ……きだ。

そろ‥ろ限…界だ…。』

隕石の残骸やチリが通信を妨害してあまりよく聞こえないが内容はだいたい分かった。

丁度進んでいた方向にγ05の機体が見えた。

それぞれの機体にはシールドが装備されているがシールドにも限界がある。

シールドが破れたら展開するまで待たないといけない。

シールド良好から限界まで銀、緑、オレンジ、赤と色が変わる。

γ05の機体はその限界の赤色になっていた。

「さあて、いいとこどりしましょうかね。」

敵を自動照準機能で捕捉した。5機を捕捉してミサイルを起動した。

各個、艦底に当たったり操縦席らしき場所に当たったりエンジンにあたり光輪の花を咲かせた。

いきなりの奇襲で慌てながらこちらに向きを変えてきたが

『宇宙に消え去れ!!』

と頭に響くような声が聞こえたオレンジ色の線が見えて敵の機体に貫通した。

それと同じ時、敵機が撃墜された爆発が見えた。

『このまま、敵敵艦内に突っ込むぞ。』

『了解!』

この戦闘から人類の最悪な戦争の幕開けだった。

世の中、不景気ですが頑張りましょう。

(^o^)/

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