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時事問題

八十里越え

作者: 太陽
掲載日:2026/04/07

 八十里越はちじゅうりごえは、新潟県三条市と福島県只見町を結ぶ、江戸時代から難所として知られた古道であった。実距離は8里(約32km)だが、険しさから「80里」に感じられたことに由来する。現在、国道289号として整備が進められており、2027年夏の暫定開通を目指して工事が行われている。


ただの峠道ではなかった。「え」の響きに込められた険しさを想像する。容易に越えられぬ山坂であるのに先人たちが往来したのはなぜなのだろう。


福島県の会津側からは農耕用の馬がもたらされた。麻織物の原料や木材も運ばれてきた。越後側からは塩や干物、鎌のような金物が峠を越えていった。品々から思うと、山側と海側が補い合うために欠かせぬ道だった


北陸建設弘済会編「八十里越」によると、重い荷を担いで通るその難路は、一人前の商人を育てる修練の道場でもあったのだろうか。


飢饉ききんの年には越後から救援米が送られたという。そうやって山を越え、心通わせた歩みが街道の記録に残る。明治末期までは街道としての役割を担ったが現在は使われていない。


しかし 国道289号として整備が進めらる。

トンネルを通す工事もまた苦難であったあの道が 今観光の道へとよみがえるのだ。 楽しみでしたがない




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