好きだとは言えずに

好きだとは言えずに

告白する勇気すら無い

心が感じるんだ

好きと言うことを

けれども

伝えようとは　しない

そのままにするから

シングルラブ

人の気持ちや

人の想いは

なかなか伝わらないなぁ

言葉にしなければ

ダメか

不思議なことに

好きを躊躇してしまう

自らの心が

ためらい恋だな

つまりは

ため恋なんだ

テレパシーと言うものが

有るとしたら

伝わって欲しいと

願う気持ちが

莫大な量となり

体中を駆け巡るはずだ

けれども

現実には

話せないんだなぁ

結局は

シングルラブで終える

なかなか大変だなぁ

恋することは

莫大なエネルギーが

必要となるのである

普通に会話は

出来るのだが

恋の感覚領域に

入り込めば

借りてきた猫のように

しゅんと恋を封印してしまっている

そもそも恋とは

期限付きの心のイタズラみたいなもので

有るのか

だとしたら

恋など

面倒くさいものに

変化してしまっている

恋は

一時的な感情の

高ぶりに過ぎないのか

だから人は恋に対して

臆病に振る舞うのか

最高に

最大に

難しい気持ちが

恋であるなぁと

つくづく感じている