少年Z
またまた古い作品ですが、こちらも人格形成に影響するぐらいのめりこんだ作品であり、本当に面白いので紹介させてください
~作者~
髙田田 様
~あらすじ~
両親の居ない一軒屋で血の繋がらない美少女三人と同居する何処にでもいる普通の高校生、田辺京也。
そんな彼の進路志望は引き篭もり。だって、世界にはゾンビが溢れているんだもの。
ゾンビは人間のお肉に噛み付くのが大好きで、人間を見つけると全力疾走で抱きついちゃう。
扉や窓もなんのその。鋼鉄のバリケードだって、歪んで壊れるまで叩いちゃうぞ♪ 愛が、重い。
ゾンビと美少女と少年の織りなすドタバタのラブコメディ。の、裏側の物語。
~感想~
バイオハザードものとしてはおそらくかなり有名な作品
展開や構成が素晴らしく、ゾンビの行動原理やその対策などが比較的現実的な側面から描かれており、高い完成度を誇っています。(それでも粗はありますが、あまり気にならないレベルだと思います)
すでにゾンビがあたりを闊歩する、かなり末期に近い状態であっても正常性バイアスやヒロインたちを不安がらせないためにやたらとコミカルを主人公が演じているため、幅広い世代にも読みやすい作品となっているのではないでしょうか
この作品は最後の結末までしっかりと面白く描き切っており、一貫性も高いといえます。
最後まで読み切ることをおすすめします。
~URL~
https://ncode.syosetu.com/n8362dk/