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異世界から戻ったおれが、双子の姉の姿になっていた件。  作者: ねこた まこと
三章 おれと愉快な仲間達の日常。

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夕陽とおにゃんこさん



「 何してるの?おにゃんこさん?」


拓人の妹 理緒は、自分の部屋で、先日夕陽が理緒にくれた、地元球団のマスコットキャラのすまいりぃちゃんのぬいぐるみをふんふんと匂いを嗅いでるおにゃんこさんを発見した。


「 んなな。んな。 ( この不審者は、何者? )」

「 不審者って、ただのぬいぐるみだよ」

「 んな? 」


おにゃんこさんは、ぬいぐるみなる物が何なのか分からない、しきりに匂いを嗅いだり、前足でチョンチョンと触ってみたりしている。


「 おにゃんこさん、それ夕陽がオレにくれた物だからね。破いたりしないでよ」


理緒は、そう言って、ぬいぐるみを机の上に片付ける。


「 んなな。( わかった)」


おにゃんこさんは、返事はしたがぬいぐるみが、気になって仕方ない。


全身ほぼ青い毛で、よくわからない生き物はさっきは、動かなかったけどもしかしたら、動いたり鳴いたりするのかもしれない。

そう思ったおにゃんこさんは、机目掛けてジャンプした。


「 んな。んなな。( 君の名前は、なーに?)」


机に乗ったおにゃんこさんは、ぬいぐるみに話しかけてみるが、ぬいぐるみは、喋るどころか無反応だった。


話しかけても無反応なら、前足で、パシーンと叩いてみる。いくら何でも何かしら反応するだろうと思うが、やはり、反応はない。もう一度、前足でパシーンと叩いたところを理緒に見つかり、叱られる。


「 おにゃんこさん。もう、駄目だってば。はい 降りて。それより、夕陽が来てるよ。お兄ちゃんの部屋にいるから、行ってきな」

「 んなん」


おにゃんこさんは、理緒の部屋から拓人の部屋にテコテコ歩いて行く。


「 んなな。んな~」

「 おにゃんこさん、久しぶり~会いたかった」


拓人の部屋に、入るや否や夕陽に抱っこされるおにゃんこさん。


「 はい。おにゃんこさんとふれあいは、後で好きなだけ、させてあげるから今は、テスト勉強な。赤点取ったら補習になって、おにゃんこさんと遊ぶどころじゃ無くなるぞ」

「 あうう。 おにゃんこさん、後でね」

「 んなな~」

「 お前ら、ほんの少し離れるだけで、今生の別れみたいな声だすな。大げさな」


ひしっと抱き合うおにゃんこさんと夕陽に、拓人は呆れてツッコミを入れた。

拓人は、夕陽を自分の方へ向けた。


二時間近くテスト勉強した後、夕陽とおにゃんこさんは、たっぷりと遊んだそうな。









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