表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/36

入学式&寮案内

第二話は入学式と寮の案内です。

長くて、名前も沢山出ます。

覚えにくいかもしれませんが、ご了承下さい。


4月17日、編集しました。

 キーンコーンカーンコーン

 キーンコーンカーンコーン


 桜の花が舞う、この季節。

 現在の時刻。4月1日午前9時。


 ここ、現異げんこと学園には制服を着た新入生が集まって来ている。教室に荷物を置いた生徒は体育館に集まる。


 さて、入学式が始まるよ。


*  *  *  *  *  *  *  *


「新入生の皆さん、おはようございます。学園長の姫百合波紋です」


 最初に話したのは学園長の姫百合波紋ひめゆりはもん。お淑やかな話し方が特徴的な人だ。


「それでは、新入生の皆様。入学おめでとうございます。わたくしはとても嬉しいですわ、可愛い生徒が無事に入学出来たのですもの。

 では、次に生徒会長からの挨拶です」

「おはようございます。生徒会長の姫百合三葉です。保護者の皆様も、お越しいただきありがとうございます。この後は私達が寮までご案内致します。保護者の方には学園長から学園の案内がありますので、体育館でもうしばらくお待ちください」


 パチパチパチパチ。


「では、これにて入学式を終了致します」


 ガタガタガタ。がやがやがやがや。


「んんーっ。やっぱり堅苦しいのは疲れるわねぇ」

「母様……。〝貴族〟ですし〝学園長〟なんですから、慣れてください。早く保護者の人達を案内してあげて下さい。困ってますよ」

「はーい。行ってきまーす」

「もう、ゆーくん起きて。入学式終わったよ?」

「ふわわぁ~」

「途中までは起きてたのにね」

「残念でしたー。くすくす」

「眠い~」

「じゃあ、皆。行こうか」

「「「うん!」」」


*  *  *  *  *  *  *  *


「左の建物は男子寮。右の建物は女子寮です。4階まであって、通路から行き来出来ます。中は役員が説明します。どうぞ」

「ゆーくん達、よろしくね」

「りょーかい」

「女子はこっちだよー」

「おっきー」

「綺麗な建物ー」

「住む部屋があるのは3階からです。女子寮の方は5階まであって、1つの階ごとに6つの部屋があります。まぁ、生徒が増えても建物大きくするのなんて簡単だから、問題なんて全く無いんだけどね」

「うーんと……。3階の人から呼ぶから、返事してね。あ、わたしは生徒会書記の向日葵むかひあおいだよ。よろしくねっ」

『よろしくお願いします』


八乙女椿やおとめつばきさん」「はいっ」


時雨夏希しぐれなつきさん」「はい」


花飛鳥はなあすかさん」「ん」


青桐あおぎりにねさん」「はーい」


白樫空しらかしそらさん」「うーい」


柊蘭ひいらぎらんさん」「はい」


「んーと、今呼んだ人はわたしについてきてくださーい。次は4階です。あ、私は姫百合三葉の妹の琴といいます。よろしくお願いします」


小倉藍おぐらあいさん」「はい」


初雪梓はつゆきあずささん」「はーいっ」


浅黄林檎あさぎりんごさん」「はいっ」


月読里桜つくよみりおうさん」「は、はいっ」


雪柳紅葉ゆきやなぎもみじさん」「はーい」


「もう一人はさっきの葵先輩です。では、私についてきてください」


『わかりました』


「最後は5階の皆さんですね。残っている方だけですが、一応確認として呼ばせていただきます」


春宮茜はるみやあかねさん」「はい」


冬風桜ふゆかぜさくらさん」「はーい」


下野沙羅しもつけさらさん」「ん」


藤鈴音ふじりんねさん」「はいっ」


「最後の一人は私です。花翼はなつばささん」


「……はい」


「翼さんは私の妹と同じ部屋なんですけど、良いですか?」


「分かりました。大丈夫です」


「じゃあ、行きましょうか」


*  *  *  *  *  *  *  *


「夕姉ー。デザート作ってもらえる?」


「良いよ。何が良い?」


「フルーツゼリー!」


「わかったわ。少し待っててね」


「ねぇ」


「なぁに?」


「今の人は?」


「ご飯作ってくれる人だよー。寮母って言った方が分かりやすいー?」


「成程」


「フルーツに嫌いなものあるー?」


「だいじょーぶでーす」


「僕、自分でかき氷作れるけどねー」


「へぇ、氷属性かぁ……。さっすが三葉! 選ぶ人も考えてるねー」


「あのっ」


「どうしたー? 里桜」


「あ、兄が、いるはずなんですけどっ」


「あー……十六夜先生ねー」


「ほ、保健室に行きたいんですけどっ」


「そこの扉開けてごらんよー」

えーと……キャラたくさんですっ。

男子も沢山いるんですけど、我慢してくださると、嬉しいですっ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ