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scbwarz/GATE  作者: scbwarz
15/21

ちょ、おい待てコラ!

更新長らくお待たせしてすいませんでしたm(_ _)m


さらに自動車学校の都合もふえてしまったので、更新速度が遅くなってしまいますが、一週間に一回は更新できるように頑張りたいと思ってます。


どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

その後、俺はたまもたちと合流するために北側に向かって歩いていった。北側のお店は西洋風の物が多くある。中にはファーストフードの様な物もあったりしていい匂いがしてくる。あー、そういや腹減ってきたわ……


お腹が切なくなるのを感じつつ周りを見渡す。あいつ等どこ行ったんだ?


キョロキョロとあたりを見渡してると、


「うぁっ、にーちゃん危ない!!」


後ろから声が聞こえ、次の瞬間にはドスンという衝撃と共に地面へとダイブ。

いっつー、誰だ?

と、起き上がりながら周りを見渡すと小さな子供が手を差し伸べていた。


「ゴメンゴメン、勢い余っちゃってさ。じゃ!」


と、俺の手をとって立たせたあと、大太刀・・・を手にしながら去って行ってしまった。


……て、大太刀!?


瞬間俺は自分の手元を見ると、無い。さっき買ったばかりの夢霧がなくなってる!?


「あんのクソガキ、おいこら! 待てっ!」


せっかく良い刀を買ったのに最悪過ぎる。刀を取り返しても絶対許さん!


すぐさま俺は立ち上がりダッシュで追いかけ始めた。






****************






「盗賊団??」


「最近ここらで一稼ぎしようって輩でさぁ。結構な被害件数でな、ちょっくら退治してくれないか? もちろん報酬だって弾んだる」


ご主人様と別れて数時間。一通りの買い物を済ませた私と天音さんは、ギルドに寄っていました。


ギルドの内装は、木造の建物で中は張り紙とテーブルだらけ。そしてアルコール臭い。臭いが移ってしまいそうです。そして私たちはギルドの奥にあるカウンターで係員と喋っているところです。


「へぇ~、どのくらいくれるの?」


天音さんがニタァと嗤いながら、ギルドの係員に問いかける。あぁ、笑い方一つでこんなに性格が出るなんて、わかりやすすぎです。


「25万ギルでどうだ?」


係員の問いに考え込む天音さん。


「そうねぇ、10万ギルでいいわ」


お? あんなに性格の悪そうな嗤い方してた天音さんからは到底出てくると思えない提案です。


「ありがとうございます。では、


と、係員が言葉を繋げようとした時


「ただし! この街とそ周辺の街や国の位置が書かれた地図と、それらの情報をよこしなさい!」


ほら、あるんでしょ?


といいながら地図を要求


「ち、地図ですか、はいはい、わかりました。報酬と一緒に渡しますので」


らしい、さっき買い物してた時に地図が売って無かったので、とても高価な物かと思ったらそうではないらしい。


一通り盗賊団の特徴を聞き出した後、ギルドをでて早速聞き込みを開始しました。ギルドの受け付けであらかたの情報を貰っていますが、さらに聞き込みをしてもっと詳しい情報を揃えるという方針だそうです。


因みにギルドからの情報ですと、


・ちっちゃい子供が主犯らしい


以上です。


……まぁ、これじゃどこに居るかも分からないので地道に聞き込みをするしかないだろうという結論に2人で話していて行きついたのでした。


「はぁ、にしてもギルドったらもっと仕事しなさいよねー。こんな情報量じゃ報酬の方も期待できそうにないわねー」


はぁ、とため息をつきながら歩く天音さんにうなずきながら


「まったくそうですよね。お仕事してくれないとこっちが困っちゃいますよ」


ふぅ、おもわず私もため息をついてしまいました。ハッ! こんなとこでため息ついてたら婚期が遅れちゃう! 私はいかんいかんと首を振って気を取り直します。


しばらく2人で周りの住人から目撃情報などを集めるために聞き込みを開始しました。



「あら、盗賊なんておだやかじゃないわねー。私にはわからないわ? 他を当たってくれるかしら?」

「あの悪ガキどもか。ワシも先日パンツを買ったらそのまま持ってかれたんだよ! 見つけたら教えてくれよ? とっちめてやるからな。ガハハ!」


などなど、あまり有力な情報がなかなか集まらなかった。ていうかパンツ盗むってどういう状況なんでしょうかね?


そんなとき


「あぁ、あの子供? さっき見たわよ? 西の方に向かっていったかしら?」


先ほど慌てて逃げる子供を見たらしい買い物客から有力な情報をゲットできたのです。詳しく聞くと


「そうねぇ、大きな剣を持ちながら走っていったわ。西の方は人のでは入りがあまりないから建物とかは無いと思うんだけど、もしかしたら昔からある廃墟に居るかもしれないわ。」


と、親切に教えていただきました。私たちはありがとうございますとお礼をして、急いで西の廃墟へと向かいました。







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