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『結婚』  作者: 大輔華子
10/15

回想……

 県警本部の取調室に入り、玲華は何枚もの写真を撮られた。

 彼女は昨日ほとんど寝ていないと言って取り調べをもう少し待ってもらうよう願い出た。昨夜は数時間マンションのベッドで横になってはいたが、色々なことが頭を巡り、満足に寝ていないことは事実であった。とりあえず、玲華は拘置室での眠りを許された。

 そこで、玲華はまた、夢を見た。

 それは、自分が幼い、物心付いたころから今の自分までの急速早送りのような回想であった。

小学四年生のときに母が離婚、父に母子ともに捨てられた。それから母は、女手一つで玲華を育てあげ、玲華を大学まで入れてくれた。玲華がさらに大学院へ進み二年目になった矢先に母が脳出血で倒れた。玲華は、大学院の中退を余儀なくされたが、運良く一流会社の総務部長に気に入られ、その会社の秘書室に勤務することになった。


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