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エイプリルフール

作者: 湯神和音


 家には私しか居ないのに、パタパタと廊下から音がする。襖を開いて廊下を覗くと、大根が走っていた。


 捕まえてみれば、表面がしんなりとしている。いつもよりせわしなくしていたのは、腐ってしまいそうだからだろう。


 走る大根は、頭をぽんぽんと撫でてやればパタッと音を立てて倒れる。あとはいつも通り調理すれば良い。今回は縦に切ってお味噌汁にした。


 季節の変わり目に、暖かいお味噌汁。うん。いいお味だ。



◆◆◆◆◆



 人参は走らない。這いつくばって、虫の様にカサカサと移動する。味噌汁にしてしまうと枕元に立たれるので、味噌汁にしてはいけない。西洋風のスープが良い。


 朝の残りのベーコンが、冷蔵庫からしんなりとこちらを覗いている。今回は、ベーコンの入ったコンソメスープを作った。



◆◆◆◆◆



 じゃがいもは、よく仕事中に床からヌッと現れる。こたつでまったりテレビを見ていても、机からヌッと現れる。材木が好きな様だ。


 放っておくと、そのまま床に潜ってしまうので素早く捕まえる。


 手で捕まえるのも良い。ただ、じゃがいもが完全に床に潜ってしまうと指が抜けなくなってしまうので、私はおたまを使う。


 春が近くなり、じゃがいもが活発になってきているせいだろう。我が家の床にはおたまが沢山生えている。


 おたまは正月にならないと抜けない。



◆◆◆◆◆



 お酒をちびちび飲んでいたら、気付くと朝になっていた。三つほど残ったそら豆が、ぴょんぴょんと皿の上で跳ねている。ラップをかけ忘れたからだろう。


 ひょいひょいひょいと口の中に放り込むと、少し乾いた生きの良いそら豆が堪能出来る。やはり茹で立てが美味しいが、癖のあるこの味も悪くない。



 お久しぶりです。湯神和音です。

 続きはアルファポリスにのみ掲載されています。※短編完結済みで公開してしまった為、続きが投稿出来ない為。

 お手数をお掛け致します。

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