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美しいとは。

作者: 家々田 不二春

ふと疑問に感じたこと。

「美しいとは?」

答えにはならないかもしれないけれど、きっと誰かの心に遺せると信じて。

美しいってなんだろう。


「死」があるからこそ、「生」が美しいという。

本当にそうだろうか。


死ってとてもじゃないほど恐ろしい。

だけど、生だって恐ろしい。

恐ろしいとしか感じられない生や死に美しさを感じる余裕などない。


自分と他人。

自分が見える自分という存在と他人が見える自分という存在がかけ離れすぎていて。

そんなことが美しいと言えるのだろうか?


美しくなんかない。

人は、美しくなんかない。


時は思い出を美化する、なんて言ったりする。

でも。

時間は、無慈悲なだけで。

1秒、2秒と過ぎ去る時間は、その思い出の嫌な部分も良い部分も風化させているだけで。


自分ってなんなのか。

死ってなんなのか。

生ってなんなのか。


過去は過去で、未来は未来。

でも、自分も他人も、今に生きているだけで。


人は過去に生かされて、人は未来に束縛されて。

でも、過去はいつかの現在(いま)で。

未来は、いつかの現在(いま)で。


なら、今を精一杯生きるだけで良いじゃないか?


強がって、格好つけて、怖がって、欲しがって、嫌がって、背伸びしたって良い。

精一杯生きていけるのならそれで良い。


そしたらいつか、等身大の幸せも、美しさも見つけられる。



そしたら、その時は、きっと。





人を、美しいと思えるのだろう?

こんな”美しくない”駄作を、60万以上の作品の中から見つけて読んでくださったあなたへ。

ありがとう。

そんなあなたに、幸せが訪れますように。

いつか、世界が美しいと思えますように。

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― 新着の感想 ―
[良い点] はじめまして。 とても美しい作品だと思いました。 駄作だなどととんでもない。 読ませていただいてありがとうございます。 特にあとがきの、 >いつか、世界が美しいと思えますように。 が素…
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