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執筆意欲は喧伝意欲

作者: 行世長旅

 小説を書く。ということは、何かについて語らなければなりません。

 恋愛小説ならば恋物語を、ミステリー小説ならば謎を。

 いわゆる、ネタが無ければ何も書けません。


 作家様の多くはネタを探します。探して、選びます。

 この時の選ぶ基準の1つに、喧伝けんでん意欲が関わってきます。


 喧伝けんでんとは、伝えはやし立て広めること。物語として書きたいこと、です。


 他人に素晴らしさを伝えたいから書きます。人間は元来、情報を共有して共に盛り上がりというこの喧伝けんでん意欲が高いそうです。


 伝えたい内容に選ばれる基準は、本人の心の中にしかありません。


 そして喧伝けんでん意欲が高ければ高いほど、執筆意欲も高くなりやすいのです。


 では、私はどうなのでしょうか。

 私は、伝えたいことなどもうありません。


 なので私は今、書けていないのだと思います。


 なにせ、「この文章」のように伝えたいことがあれば、こうやって書けているのですから。

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