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シャイン・アウト
いつの間にか魔法少女は自分の目の前に居て――
いつの間にか魔法少女はそのステッキを光の刃を付けて――
それを『親殺し』で受け止めたと言うのに――
この身は木の葉のように吹き飛んだ。
『避けてッ!』
玲の言葉は遅かっ――いや、違う。
「『弾き飛ばす光群』ッ!」
魔法少女が言うと同時にステッキからビームのつるべ撃ちが始まった。
「!!」
宙に浮いた状態では避ける事など出来ない。
『アクトおにーちゃん!』
左手が自分の意志を無視して動いた。
転送装置が起動していた。
「……また消えた」




