締め切りまであと90日(2)
傷物語とガールズ&パンツァーを観てきたので感想をメモっておこうかなと。
ネタばれ含むかもしれませんので、読む人は注意してね?
オッケー?
ではどうぞ↓
◆傷物語
全部で3部作になるのかな?
今回は鉄血編ということで、暦くんと忍ちゃんの出会いの物語でした。お話としては『これから!』ってところで終わってしまうので単体として面白いかと言われると……うーん。
テレビ版と比べるとテンポはゆっくり目だったんじゃないかな。暦くんの語りがほぼなくて、画面の動きで状況を伝えようとしていたせいかもしれないけど、語りが好きでこの作品を見ていた自分としてはちょっと物足りなかったです。
ただ、忍(ハートアンダー……もう忍ちゃんでいいか)ちゃんが登場するシーンの印象付けはしっかり作られていて、たぶんこれから先の人生で忘れることはないんじゃないかな。
そういった『状況』をつくれるあたりはやっぱりすごいなって思いました。なかなか、印象付けられるシーンをつくるのは難しいので。少なくとも、私には……。
話題になってるから観たって感じなので、感想はこんなところかな。
◆ガールズ&パンツァー劇場版
実はアニメ版が途中で放送中止になってから見ていなかったので、最初に流れた『3分でわかるガールズ&パンツァー解説』はめっちゃ助かりました。チケット取るの大変だったんだよね。席めっちゃ埋まってて。
最初の戦闘はさすがの戦闘というか、音響もいいしキャラの所作もよくて見ていて楽しめました。
この作品も話題になっているから観に行ったというところがあったので、キャラ性はいまいちつかめてなかったんだけど、かなりわかりやすいキャラ付けがされていたのでだいたい大丈夫でした(笑)
で、そのあと後半にはいったところで、普段は規律をしっかり守らせようとしていた風紀委員がやさぐれるシーンが何とも可愛らしかったですね。なんでキュウリ食ってたんだろうか。
で、最後の戦闘でカチューシャが孤立するところとか、お姉ちゃんと協力して戦うみほちゃんというあたりで隣の人がめっちゃ泣いてて、『ああ、ここのこういうところが響いてるんやろうなぁ』となんともしみじみとした気分に。
もう私は『いまこの演出を入れたのはこういう意図があるからで、その後はこういう意味があって……』みたいな感じでしか映画とか物語を観られなくなってしまっているところがあって、正直そうやって物語を観て涙が流せるってことが素直にうらやましかったりしました。
一番最近で泣いたって言うと、インターステラ―くらいだったかな……。
グルーもホロリと来たけれど、ガチで泣いたのはそれくらいかも。
いや、三丁目の夕日もホロリと来たな……思ったよりもホロリとしてるな、自分(汗)。
……感想に戻ると、アニメ版のガルパンは正直先入観があって流し観ていたんですけど、今回の映画を見て、これはしっかり見ないとダメだな! と思いました。面白かったしね!
……それを踏まえて自分の作品にどういかせるのかということを考えているんですけれど、『死体は最初に転がせ』じゃないですけど、やっぱり最初に派手な事柄は必要なのかもなとは思いました。両方とも、最初に動きのある話が来ていたし。他の作品でも、そういうのが多いしね。
今日までずっと投稿作品の世界環境設定で悩んでたんですけど、今日の2本を見た影響なのかはわからないですけど、すんなり作り込めそうなところにきたので、今日やっておきたかったことはできたかなと。
ということで、今回はこの辺で。
皆さんも、よき小説ライフを!