世界観設定
技術遺産・・・
旧文明で造られた高度技術の産物。
魔術や魔法、機械に関するモノが多い。
文明レベル・・・
所謂ファンタジーな中世レベル。
尚、前述の技術遺産の存在により
多少アンバランスに発展。
技術遺産自体が希少な為、
殆ど国家レベルでの保護又は回収の後
管理される。
地形・・・広大な荒野と少しの天然植物、
そこそこ多い栽培植物で構成される。
水資源は豊富な上に、
殆どの居住可能地域に
旧文明の地下水路が存在する為、
砂漠地域等以外の地域においては
水に関連したトラブルは少ない。
魔獣・・・旧文明最悪の技術遺産。
資源枯渇に悩む旧文明人が
創り出した生体兵器。
自己増殖、捕食等の機能を持ち、
固有の能力を持った管理個体程になると、
国家レベルの戦力でも勝率は怪しい。
が、『資源』になり得る物資の回収を
優先する様に設定されているので
人間が直接襲われる事は少ないが、
食糧生産施設や酪農地域、鉱山等、
生活に直結した施設を突如として
襲撃する事が多々ある為、
発見次第軍、又は冒険者等の、
専門の討伐技能を持つ人物が派遣、
討伐に当たる。
殆どのモノは
旧文明時代に生産された姿のままだが、
一部の個体は自己進化を繰り返して
より強大になり、
後述の魔術や魔法を使用する事も有る。
魔術・・・正確には元素配列の隙間の
ナノマシンを脳波で把握、操作し、
周囲のモノに作用する遠隔操作技術の事。
魔法との違いは後述。
魔法・・・正確には元素配列の隙間の
ナノマシンを脳波で把握、演算し、
電荷の逆転した元素である
『虚数元素』を操作、反転、
存在しなかった現象をその場で
新たに生み出す技術の事。
魔術と魔法の差異・・・
難易度だけならば魔法の方が上。
操作するのは魔術、
創り出すのは魔法の分野の為、
水溜りから水球を創り出すのは魔術、
空中から水球を創り出すのは魔法。
どちらも習得に才能は必要だが、
訓練により適性は上昇する。
同じ結果が得られるのであれば
魔法よりも魔術の方が
使用者への負荷が低く、
周囲のナノマシンの
エネルギー効率は高い。
要は魔術の方が燃費は良い。
が、魔法の方が自由度は高い。
旧文明・・・
約二千年前に滅亡したとされる文明。
高度な科学技術を持つとされたが、
突如として滅亡した。
その遺跡、遺構、遺産等は
現在の文明の礎となったが、
一部の遺跡の記述には、
世界中を汚染、破壊したとされる。