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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第二章 勇者の猛威
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東洋龍の進化

応龍!山海経にも載っている、

東洋龍には珍しく、

西洋ドラゴンの様な翼が生えた、

あの応龍か!


アダムワールド書物だから、

ドハワールドで山海経自体は、

無さそうだが…



「先生背中に、

羽根生やしたいんですね」



「さすが大倉、

知っておったか…

うむ応龍はわしら東洋龍の、

憧れの存在であるからな」



「応龍になるには、

三千年掛かると聞きましたが、

先生は三千歳以下だったんですね。


そういや扶桑から、

モナカ王国に来たのなら、

蓬莱で見た事有るんですか?」



「いや…隅々まで探したが無い…


いずれも作り物の羽根を背負った、

応龍装った並の龍だったり、

南蛮から蓬莱に帰化した、

毒龍だったりな…」



人間にとっての龍がそうである様に、

龍にとっての応龍は、

憧れる幻の存在なのか!


龍内にも、

胡散臭いの居るなんて…



てか毒龍は、

西洋ドラゴン影響は聞いたが、

ドハワールドでは本当に、

移り住んだ西洋ドラゴンなのか!



「何すかジジイ?

羽根生やしたかったんすか?

俺を散々下級と見下しといて…


最初から羽根有る俺に、

そんな口聞いてて良かったのかよ?

プークスクス!」



今の羽根の話を聞いて、

サワイが先生にイキり始めた!



「図に乗るでない、

羽根が有っても飛べなくなった、

うぬが言えた事か。


しかし南蛮竜は孵化した時から、

竜の姿は羨ましくもある…


我ら東洋龍は鯉として産まれ、

滝を昇り切ってようやく、

龍になれるからな…」



「えっ!?登竜門て、

そういう龍になれた、

元鯉も居るって話でなく、

東洋龍全員!?」



つまり私が先生の鱗食べて、

さっきの暗示修行したら、

まず鯉になる訳か…


先生は娘、息子居るらしいけど、

生き延びたのは二体だけで、

もっと沢山孵化していたのかも…

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