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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第二章 勇者の猛威
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モテランキング

私たちは報告兼ねて、

一旦羽根の魔女宅に、

戻る事にした。



「おや怪物の魔女、

エルフの里を楽しんだ様だね。


土産物聞かせとくれよ。

あたしもあんたに、

話損ねた事有るからさ」



なんと!羽根の魔女は、

お菓子の家外装の、

チョコレートのタイルを剥がし、

食べながら紅茶を飲んでいた!


ヘンゼルとグレーテル誘惑専用でなく、

自分でも食べるのか…


私を狼にする時の、

チーズ蒸しパンも美味しく頂いたな…


食べ過ぎたら家の強度下がるが、

魔法で補充して、

補強するんだろうか?



「え?まあそこは、

大丈夫だよ…」



また羽根の魔女は、

私の心の声を読み、

先に答えた。



「それよりエルフの里どうだった?

これはあんたの口から聞きたいよ」



「確かに言われた通り、

オーベロン王の顔や詩以外は良かったです。

むしろそれ以外の功績のが、

評価に値しました…


エルフの里は、

私が居たアダムワールド日本以上で、

奴隷エルフは当時の私より、

恵まれてました…」



「おや~?

オーベロン陛下と里の間で、

一番面白い事無かったかい?」



魔女め!心読めるのに、

何でエルフ女との事を!?


私の口から聞きたいって、

特にそこか///


てか処女より童貞と、

ノンケぽかったのに、

なんで女湯の話聞きたがる!?


百合までいかなくても、

女同士でふざけて胸触ったり、

スカートめくる女子校ノリか!?


私はあの輪とは、

無縁だったのに…



「えー王妃様達は、

最初は私を呪ってましたが、

身を引いたら優しくなりました」



「チッ!上手くはぐらかしたね…

確かにそうだけど…

まああんたは結構モテるからね。

これを見てごらん…」



魔女は雑誌の様な本を出した、

夢魔出版の


やはりノンケだった様で、

半裸のハーフリングの男の子が表紙だ。



「今はグラビアより、

巻末のこれ!」



そこにはモナカ王国、

モテランキングなる記事が、

載っていた。



「悪魔帝国の夢魔どもが、

出版している雑誌の人気投票さ。


あんたの夢に現れた様な、

通常夢魔達に投票されたのを、

白昼夢魔たちが集計したのさ」



夢魔にも夜型だけでなく、

昼型も居るのか…

昼型のが変種は吸血鬼と同じかな?


1位はいつぞやの勇者キョウで、

かなり大きく載っている!


2位はモナカ王国国王のレン、

3位の人魚歌姫セイレーンが気になるな…


セイレーンは鳥人型と、

人魚型別々に居るが、

これは腕が羽根で下半身魚とは、

贅沢な…



ドルゼ4位!?

どういう層か、

知りたい様な知りたくない様な…


15位はオーベロン王だが、

真上の14位オフィーリア王妃で、

ランク的に尻に敷かれている…


16位ダークラエリ嬢で、

オーベロン王挟まれている!


てかダークエルフ少数派にしては、

かなり高いぞ!


どのみちエルフ最高位は、

5位の戦士グッドフェローだが!

異端筋肉娘なのに!


モナカ王国欧米にあたるから、

アメリカ寄り好み?


6位あの吸血鬼ヴォイヴォダで、

7位カーミラか…


「いやあたしが見て欲しいのは、

その上位陣じゃないよ…」



羽根の魔女が指差したのは、

下の画像無い名前欄…


なんと!501位に、

「怪物の魔女 大倉栄子」が!?



「何で!?私は討伐対象じゃ…

これ報償金ランクじゃないですよね!?」



「あんたは悪目立ちしたのさ!

人間てのは不思議なもんで、

自分たちを害しても見た目良ければ、

結構人気出るのさ」



人気有る不謹慎犯罪者枠か、

あのモテ方は嫌だな…


てかアダムワールド日本では、

無名どころか嫌われていたのに、

人を殺し始めたドハワールドで、

モテ始めるとは複雑!


しかも夢魔集計なら、

つまり…



「あんた初登場時546位で、

530位のあたしより下だったのに、

いつの間にか追い越されたね…」



魔女はあの若い形態でだよね?

奪った元童貞票かな?



「でもこれは人間票部門。

投票されたモンスターも、

人型ばかりだろ?


モンスター票部門の、

こっちのが派手だよ」



ページを捲って出た、

次のモテランキング順位に、

私は驚かされた。

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