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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第二章 勇者の猛威
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竜に肉を、エルフに短歌を

「ちょっとサワイ!

何やってんの!?」



「なんか肉喰いたいつったら、

ここに連れられたっす!

何の肉か分からないけど、

どれも美味いっす!」



なるほど王宮に肉持って来させるより、

ここのが沢山有るか…



「エルフ偉そうで、

今まで嫌いだったんすけど、

見直しました!」



なるほど国賓の私の連れだから、

敵対するワイバーンでも、

優遇せざるを得ないのか。



ドラゴンとエルフの対立根深いのか、

支払うメイドや店主や他客など、

エルフは全員白い目でサワイ見ている…


肉与えているハーフリングは、

そうでもないから、

他妖精はそこまで竜嫌いではないのか?



「姐御もどうっすか?

狼形態ならきっと、

生肉美味いっすよ♪」



「何言ってんの!

店やお客さんの迷惑でしょ!

帰るわよ…」



「ちぇー!

あ、でもこのベーコン頂き!」



切り分けてないベーコンの塊を、

喰いながらなサワイを連れ、

私は商店街を出た。


漬け物、肉、飲み物、パンなど値段見たが、

どうやら物価は平成レベルで、

賃金高いのは物価影響でもなかった。


てか妖精て消費税無いのか!?

ますます羨ましい…まさに魔法だ!



すると街頭で、

これまた見覚え有る龍が…



「先生!?」



なんと先生は街頭でゴザを広げ、

ポエム書いた色紙を、

路上詩人みたく売っていた!


しかもまあまあ売れている!



「先生!何やってんですか!?」



「路銀は幾らでも要るからな…

南蛮天狗どもは剣より詩を好むゆえ、

辻詠みしてみた…」



「そんな辻斬りみたいに、

言わなくても…

いや辻斬り側は私か…」



「しかも南蛮天狗どもにとって、

俳句や短歌は物珍しいらしいぞ」



「そういや詩て基本文字制限無しで、

五、七、五や五、七、五、七、七の、

文字制限珍しいかもですね…


いやそれよりそろそろ帰りましょう…

今は王族エルフ女は優しいですが、

長居したらまた私を怪しみ呪うかも…」



サワイに続いて先生も連れると、

町工場が並ぶ工業地帯に来た。


やはり技術指導している、

ゴートが居た。

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