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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第二章 勇者の猛威
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エルフの里の秘密

自分の服は、

服飾職人が預かったため、

暫くエルフ女たちの、

着せ替え人形をやらされた。


ファッション拘るのも、

楽しく思いかけてきた…



しかし結局、

何故かゴートが持っていた、

首狩高校制服を取り敢えず着て、

1人でエルフの里を、

町ブラする事にした。



驚く事に庶民向けスーパー銭湯や、

公園の公衆トイレすら、

水の精霊ウンディーネにより、

王宮に近い設備と清潔さだった!



アダムワールド時代の金欠で、

私は無意識にハローワーク的な、

職業安定所にも行ったが、

ここが一番驚いた。



「えーとモナカ王国通貨の、

1フラット=日本円100円で、

妖精通貨の、

1トールキン=200円…


エルフの里最低賃金は、

時給10トールキン…


馬鹿な!時給2000円!?

1日8時間働いたら、

日給1万6000円も!?


それを土日約9日休んだとして、

月約30日として21日働いて…


月収33万6000円!?


エルフのバイトって、

アダムワールド日本の、

正社員より稼げるの!?」



そして奴隷と言えば、

エマの街のアンデッドみたく、

鞭で打たれて強制労働みたく、

分かりやすく可哀想な者を連想する…


しかしエルフ職安を調べると、

エルフの里の奴隷は、

単に日雇いで色んな仕事する、

非正規の派遣社員的な存在だったのだ!



「この時給や、

庶民向けインフラ的に、

アダムワールド日本の派遣社員より、

優遇されているじゃないか…


さすが地上の神…

自称するだけある…」



しかも最低賃金は、

オークは12トールキン、

時給2400円でもっと高く、

だから皆肥え太れるのかと、

納得してしまった…


オークインフラまでは、

まだ分からないが…



オーベロン王は顔や詩なぞでなく、

インフラや最低賃金で釣れば、

私は危なかったかも知れない…


いや、王族だからそこまで、

庶民生活分からないか…


つまりオーベロンが王でなく、

派遣社員ぽい奴隷のが、

私のポイント高かった?


むしろエルフ女たちが王族でなく、

一緒に非正規労働して、

給料日の贅沢にスーパー銭湯行く、

フリーター仲間なら、

人型苦手な私も堕ちていたのか?



「商店街にも寄ってみたが、

試食の漬け物美味過ぎるな…

これなら試食だけでも満足…」



「エルフの里の肉うめ~!

どんどん持ってこい!」



さっきから見なかったサワイ、

なんと商店街の肉屋前で、

生肉を食べ漁っていた!

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