表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第二章 勇者の猛威
77/263

変身魔法

「えーと羽根の魔女さんの、

ステータスバー見て良いですか?」



「良いよ、大した事無いけどね。

フェッフェッフェ」



羽根の魔女のステータスは…

Lv2456…先生や勇者程でないけど、

ゴートより高い!

HP1121…これもゴートよりは高い…

MP8233!?

さすが魔女っぽい魔女!

先生よりMP多い!


先生は全体的に私たちの上位互換だが、

羽根の魔女は魔法で、

ゴートの上位互換かな?



「いやいや、あんたらがさっき会った、

魔法使いドルゼはMP9999で、

僧侶バプテスマはMP9997、

妖精王オーベロンはMP9026だから、

それに比べたら…」



「いやいや!

MP0の私からしたら、

みんな別次元の魔力です!


MP女のが高いと言われつつ、

トップ3が全員男も意外ですが…


あとさっきからなんですが、

まだ喋ってないのに、

心の声に返事しないで下さい」



「いや~悪いね、

あたし位になると相手の心読めるのさ、

読心魔法とかでなく、

表情と長年の経験と勘でね」



それは魔法とどう違うのだろうか?

私の会話能力みたいに、

魔力関係無いスキルを得た?


とにかくこの魔女は、

アダムワールド日本の胡散臭い、

金騙しとるだけの洗脳カルトとは違う、

真のスピリチュアルの様だ。


占い師にハマる女性客は、

こんな気分なんだろうか?



羽根の魔女はアダムワールドの、

どの占い師より占える!

むしろ占い道具使ってないのに、

的確な占問言っている!



「あ、でも料金は…

ゴート何か良い感じの宝石とか有る?

無いなら乙女の私の…」



「あたしは見込み有りそうな、

後輩魔女のあんたと、

世間話しているだけさ。


それに他の連中は処女有り難がるけど、

あたしは童貞のが好きだね~

フェッフェッフェ!」



羽根の魔女はカーミラや勇者と違い、

男好きのノンケなのか!?


童貞有り難がる女は、

ノーマルでない気はするが!



「それと童貞?

今のお婆さんの姿で迫るんですか?」



「いやいや違うよ、

あたしら妖精はみんな、

時の精霊ズルワーンの力で、

好きな年齢で老いを止めれるのさ。


魔力が尽きれば骨になるけどね」



すると羽根の魔女は老婆から、

2、30代位の妖艶な美女に若返った。

まさに美魔女!



「良い男見付けた時や、

忙しくて体力居る時は若返るのさ。


でもこうして相談乗る時は、

老いた方が威厳有るだろ?」



老いた方がナメられないとは、

男寄りな価値観かも?


ここに居ないが先生とか、

ドラゴンも老いた方が古龍で、

権威有るのかも?



「ババアすげえ!」



サワイはそこまで考えてないか、

反応が率直過ぎる…



「変身なら私は年齢より、

種族変えたいんですが、

人間やめる魔法有ります!?


ゴートのレベルでは使えないと、

前言ってたんですが!」



「有るよ!ただし、

どの種族になるか選べない…

なってからのお楽しみ!」



どのモンスターなるか分からないのか…

モンスターガチャ、いやトランスガチャか?


アタリはやはり、

サワイや先生みたいなドラゴンとして、

私は有機物なのに、

ゴートみたいな無機物もなれるのか?


吸血鬼やエルフは、

人間ぽ過ぎるからハズレだな~


でも私にはハズレでも、

世間的には人気だからアタリ?

つまりなる確率は低い?



ええい!人間以下のハズレは無い!

この際吸血鬼やエルフでも良い!

モンスターになるのは、

カルトに洗脳される以上の変貌だが!



「お願いします!

毎回人類滅ぼす夢語ったら、

『お前も人間』と言われるの、

イライラしてたんです!」



「よーし!可愛い後輩、

怪物の魔女自身も、

怪物にな~れ!


ガチャガチャ~ポン!」



私は光に包まれ、

遺伝子レベルで身体中が、

何か変わっていく感触がした!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ