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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第二章 勇者の猛威
73/263

決着

至誠無息(しせいむそく)!」



すると先生の体が透き通り、

勇者はバランスを崩した。


先生はその隙に、

勇者の剣を叩き割った。



「普通の剣で斬れる相手じゃないか…

ドハワールドも広い…

ここまで僕と遊んでくれるモンスターが、

まだ居たなんて…


今日は出直すとするよ、

また来る」


来るな!


そう言うと勇者キョウは、

戦士グッドフェローや僧侶バプテスマと、

魔法使いドルゼが開いた、

転位魔法ゲートに入った。



「ドルゼ!何であんな事しただ!?」



ゴートが叫ぶと、

ドルゼは振り返った。



「貴様のせいだゴート」



これまたゴートが気にするであろう事を言い、

ドルゼが最後に入ると、

奴等の転位魔法ゲートは閉じた。



「くっ!」



先生は消耗したのか、

刀を杖に片膝付いた。



「先生凄い!勇者追い返すなんて!

勝ちましたね」



「否…奴は交渉用の剣で、

わしと戯れていたに過ぎぬ…

妖力高くとも妖術使わなんだ…


次は伝家の宝剣を持って、

本気で攻め込んで来るぞ」



そんな…あれで縛りプレイで、

遊んでたなんて…


先生の本気=勇者の舐めプなのか!?



「でも先生も勇者も、

同じレベル9999だった…」



「いやわしも稽古不足!

奴の実際段位はそれ以上かも知れぬ。

面倒な特性も持っているやもな」



レベル9999は本当に9999でなく、

それ以上表示出来ないから!?


先生が同レベルで、

MPは勝った事に満足していたが、

実際は勇者のが強い!?



そりゃライバルキャラは大体、

主人公よりは強そう凄そうだけど、

流石に師匠キャラ以上なんて…


普通は師匠が最強なのに!



しかも勇者には同じくらい強そうな、

仲間があと三人も居るなんて、

勝てるわけない…


どうすれば良いんだ…

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