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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第一章 どの悪役令嬢より「悪役」令嬢
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スフィンクスの質問

こうしてマーク軍にも勝利を納め、

翌日意気揚々と歩いていると。


巨大モンスターが立ちはだかった。



「いま君たちに足りないものは、

なーんだ?」



人面の獅子なのは、

マンティコアなら見たが、

エジプト王家の様な冠を被っていて、

アフリカの雅を感じる怪物…


スフィンクスだ!


ピラミッド前の像は、

かなり忠実な大きさだったのか!


てか質問は、

「朝が四本足、昼が二本足、夜が三本足」

じゃないのか!?



「あっ!こいついっつも、

皆に変な質問して回るから、

ウザくて嫌いなんすよ!」



サワイは私とサンドワーム以外、

だいたい嫌いな気がするが、

それは置いといて抽象的過ぎる質問…


正直に答えても、

サワイとゴートが居る私なら、

分からないまま罰ゲーム感覚で、

喰われはしないかも?



「全然わからないわ!

こっちが聞きたいんだけど…」



「答えはこれから分かるよ!」



そうはぐらかされて、

スフィンクスは背中の羽根で、

飛び去ってしまった。



「てめえコラ!

説明してから帰れや!

焼くぞ!」



「まあまあサワイ落ち着いて」



本当に抽象的だ、

ゴートのお陰で連勝する、

今の私たちに何が足りないんだろう?

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