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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第一章 どの悪役令嬢より「悪役」令嬢
35/263

ゴーレムに逆セクハラ

「それで他には、

どんな魔法が有るの?」



「うわっ!ちょっ!?

見えてるんだな!

女の子がそんなはしたない事、

しちゃいけないんだな///」



ゴートに効いている!

ドワーフの男に作られたから、

無機物でも人間の男に感覚が近い?



ゴーレムには全く無意味な機能だが、

顔部分が赤熱化して、

頑丈そうな前肢で隠していて照れている…


なんか可愛い年下の男の子を、

からかっているみたいで楽しい!



横からもう少し迫ってみるか…

対面すると誰もが警戒するので、

口説くにはカウンター席で、

同じ方向向くのが一番と、


あの発明サバイバルアニメの、

策士メンタリストが言ってたな…



「しかも何でドロワーズじゃないんだな!?

褌でもないし!」



「へえ女の下着に詳しいんだ…

上はどんなか分かる?」



「///」



私は横から前肢に抱き付き、

タイを緩め始める。



「ちょっと!姐御何求愛してんすか!?

てめえ金属離れろ!溶かすぞ!」



しかしサワイの破れた羽根で、

私っゴートは引き離された。


裸の恥ずかしさは理解出来ずとも、

先ほどの触手の件同様、

生殖に繋がりそうな脱ぎ方は分かるのか?



「姐御こいつ雄ぽいから、

近寄っちゃ駄目です!

卵産まされますよ!?」



「いやでもゴーレムよ?無機物じゃない…

この刀と変わらないでしょ」



「駄目です!

雄なんて交尾しか頭に無いから、

雌は油断したら終わりなんです!」



「まあ人間の雄もそうだったけど…」



「それにこの金属もからかわれ、

困っているじゃないすか!?」



そう言えばアダムワールドで、

高校時代私の前の席に座っていた、

太ったオタクの男子生徒…


鞄キーホルダーからして、

私っ同じアニメや特撮好きな様だが、

ノートにヒーローの絵描いていたので、

微妙に趣味合わないと話した事は無い…



だが私をいじめていた娘たちが、

「あんた絶対童貞でしょ」だの、

「あたしらのパンツ何色か分かる?」

だのと逆セクハラでいじっていたな…



男子が女子をなら誰もが怒るが、

女子が男子をでは誰も同情せず、

他にの男子すら羨ましがっていたな…



私はいつの間にか、

憎いあの娘達と同じ事をしていたのか…


日本ではまだなあなあでも、

アメリカなら犯罪だろうな…



「あっ!じゃあ魔法に話戻すけど、

ゴート浄化魔法とか使える?

私にかけて欲しいんだけど」



「闇属性の君だと死んじゃうんだな!」



「そこまで全体的でなく、

体の表面や服だけ!

ずっと水浴び程度で洗濯してないから」



「わかった…洗浄!」



一瞬肌がヒリっとする感触有ったが、

サウナととのい後の様な爽快感と、

服が洗濯してアイロンかけた様な、

新しい肌触りになった。


眼鏡もぼやけた汚れがなくなり、

視界がクリアになって、

鼻当ての錆まで無くなった!


歯の違和感や虫歯痛みも無くなり、

治癒魔法も兼ねている!



これはこれで、

魔法使った逆セクハラかもだが、

入浴や洗濯は緊急事態なのだ。



本当の風呂や新しい服は、

これからの課題として…

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