好みの展開
すると早速、
いつものいじめっ子三人が現れた!
友達と思ってた娘含め四人!
髪を染め派手なギャルメイクで、
見た目的にも屈服した様だ…
てか今までDQNゆえの、
動物的本能か若本を恐れて、
放課後や休日私と居るの見たら、
いつも大人しく素通りだったが、
ドライバー制服の今は、
若本と認識出来てない?
こいつら私が落ちぶれて、
若本クビなってからは、
外でも学校と同じイキりなったな~
今前や自転車にゴミ捨てたり、
アパート壁蹴ったり、
落書き、貼り紙したり…
「大倉だれそのイケメン?」
「紹介してよ」
「あんたには勿体ないって」
するとサワイは、
問答無用でワイバーンに戻り、
炎を吐いて四人に浴びせた!
イケメン女子とは言え、
女子制服で胸大きい、
サワイを男と思っている事に、
突っ込むべきだったが、
私が好きなのは、
恋愛でなく復讐。
学園ラブコメでなくB級モンスターパニックと、
サワイはよく理解していた。
しかも即死出来る、
青い高温熱線ではなく、
焼け死ぬまで時間かかる、
赤い低温熱線なのも分かってる!
「あの時のお礼っす!」
「あの時私は刀向けただけで、
一匹も斬れてないけどありがと❤️
チュ♥️」
私は思わず、
愛おしいワイバーンの、
固い頬鱗にキスをした。
いじめっ子三人は、
状況を飲み込めず焼かれているが、
友達と思っていた娘は焼かれながらも、
許しを乞うのか私に、
必死で手を伸ばして来た。
「あいつらの言いなりな貴女と、
あいつら焼いてくれたこの娘、
どっちが大切と思う?」
私の問いかけに友達と思ってた娘は、
涙を流して倒れ炭になった。
綺麗めな最後でも、
貴女を一切許す気は無い。
ある意味いじめっ子三人より、
憎くなってしまったから…
「何だこれ?」
「映画の撮影?」
するとまたサワイに、
人目が集まりスマホで撮り始めた。
この危険な状況を、
飲み込めていない様だ。
するとサワイは今度は、
口から青い熱線と、
尻尾から毒液で、
集まった人々を凪払った!
それが正しい、
どのみち纏めて滅ぼすけど。
これを見て他の人々は、
ようやく状況を飲み込んで、
特撮エキストラの様に逃げ出した。