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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第四章 恐ろしき破壊者
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現代日本帰還

気が付くとアスファルトの固い感触…

馴染み深い音、臭い、風景…


これは若本トラックに、

牽かれたあの道路か!


ドハワールドでの事は、

夢かとも思ったが、

そんな展開漫画の神様だけでなく、

私も許さない…


事故直後だが痛み無いのも、

逆に現実の延長だ…



「お嬢様~今度はご無事でしたか♪」



トラックから帽子で作業着姿の、

若本が下りて来た…


メイド服でないのは新鮮だ!



「今度はね…今度は…

ところでサワイは?」



見渡すとワイバーンフィギュアの箱から、

サワイの体が発生した!


フィギュアから本物出るのか!?



「これが姐御の世界っすか~♪

アダムワールドと全然違うっすね…


本当に人間とゴーレム多い…」



「よく来てくれたわね!

ようこそ私の世界へ…


そのワイバーン人形が、

まあ色んなきっかけだったわ…」



「まじっすか!これっすか!?

金属が作った人形みたいに動かないけど、

出来凄いっすね!」



「ワイバーンフィギュアは、

私が預かりましょう…


サワイ様そのままでは、

目立ちますが?」



「確かに人間たち、

俺を見てるっすね~

じゃあ早速…」



サワイは学パロ夢の、

首高男子制服学ランでなく、

私と同じ首高女子制服ジャンスカ着た、

人間態になった。


やはり胸おっきい…



「…」



「ん?姐御もう俺の、

人間の姿に文句言わないんすか?」



「流石に慣れて来たわよ…

亜人モンスターにもいっぱい出会ったし…

そもそも若本の時点で、

人間態と分かったからには…」



「じゃあ一緒に行くっすよ♪」



人間態サワイは嬉しそうに、

私と手を繋ぎ駆け出した。


これまで私はサワイを、

弟ぽい妹分、男子ぽい後輩女子と思っていたが、

同じ女子制服も良い…


もし彼女が私の同期生だったなら…


少しは人間を好きで、


いられただろうか?

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