世界を滅ぼす手順
今まで抗女神反転剤を、
大量生産し続けるため、
奥に居た魔女、ホーブ王、鍛冶モンスターも合流し、
全員ではないが回復魔法で、
多くの怪物の騎士団が救われた…
「魔神の私が他の方の、
治癒魔法で回復するとは…
たまには良いですね♥️」
若本は初ヒールを受けたが、
上機嫌理由はそれだけではない。
「ニュルフフ…さすが女神ニュル!」
「エルフ女より美人で美味い♪」
「まさか女神様を、
可愛がれる日が来るなんてな♥️」
「///」
「いや…やめてえ…///」
女神は神様だけあり不死か、
HP0なってダウンしても生きてたので、
玉座の魔で拘束し、
触手、オーク、ゴブリン、スライムらが、
文字通り辱しめている!
まさか性犯罪モンスターの、
平和利用方法が有るなんて…
しかも女神はモンスター嫌っているので、
好きでガッつく私と逆に、
性犯罪モンスターのタイプだった!
「三界は魔神の私が司るには、
荷が思いので、
私たちの支配下で女神様に、
もう少し司って貰いましょうか♥️」
「女神まで勇者みたいに、
死なせずに済んだし、
快楽与えているから、
いずれ説得して、
本当に仲間出来るかも?
ギャレワールドは一番よく知る、
若本にあげるわ」
「かしこまりました♪
素晴らしいボーナスです♥️」
「それとバルバトス王、
ドハワールドは貴方にあげるわ」
「えー!?」
「これから私たちは、
アダムワールドに集中するから、
ドハワールドは任せるわ。
怪物帝国を悪魔帝国に戻しても良いし、
貴方がドハワールドの大魔王即位しても良い。
そうすれば私に不満な、
魔族も納得するでしょうし」
「でも…」
「勇者の言う通り、
私を利用してたんでしょ?
怪京…いや王都アルファ奪還に、
悪魔兵だけ少なかったのは、
私をまだ試してたんでしょ?」
「はい…貴女の武勇を聞いて、
期待する一方で、
まだ元人間な事に不安も有って…
反対する部下を抑えきれませんでした。
しかし国と民を守れたどころか広げ、
父の仇まで討てたのは、
全て貴女のおかげです…
これからは貴女を迷わず信じ、
忠誠を誓って、
怪物帝国ドハワールド領も、
全てのモンスターも守り続けます」
バルバトス王はずっと、
私に頭を下げていた。
次アダムワールド攻略の作戦会議は、
このギャレワールドで陣を張る。
流石に女神が喘いでいる前では、
気が散るので、
隣の部屋でだ。
「遂に姐御の世界攻め込むんすね!?
みんなで暴れまくりましょう!」
「ギャレワールドの資材と魔力使って、
錬金術ゴーレム大量配備して、
隣で工場建設しているから、
ゴーレムフクイラプトル量産出来るだ!」
「しかしわしは魔神の縮地で、
傀儡と先に大倉の世界行ったが、
人口と物量と情報量が凄まじいな…
果たして制圧出来るか…?」
「大丈夫!アダムワールドを滅ぼすのは、
ドハワールドやギャレワールドと違って、
とっても簡単なの♪」
私は見慣れたアダムワールドの、
世界地図をテーブルに広げた。
「先ずアダムワールドは、
人間が自ら作ったゴーレムに支配されていて、
ドハワールドでは無くなったアグネアが、
量産、配備されているの…
ゴートがこのロシアの、
ゴーレム点検員一人を操って、
アグネアをアメリカに一発撃てば終わり」
「えっ?それだけすか?」
「アダムワールドのアグネアは、
一発で世界滅びるだか?」
「流石にそこまで威力は、
アダムワールド1のツァーリ・ボンバでも無いわよ…
ロシアとアメリカに有る、
自動報復装置ってゴーレムが、
互いに全アグネア撃ち合って、
他国も巻き込まれて滅ぶのよ」
「えー!?アダムワールドの人間、
何でそんなゴーレムやアグネア作ったんすか!?」
「アダムワールドの人間、
頭おかしいだ!」
「天竺で核を全て捨てた、
鳥人どもは正しかった訳か…」
そうだアダムワールドは人間が、
機械と核兵器に支配された、
狂気の世界なのだ…
威嚇し合う抑止力として、
本気の世界大戦出来なくなり、
平和をもたらしたとも言われるが、
これから私が全て、
使用させて貰う…