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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第四章 恐ろしき破壊者
250/263

意外な一撃

「ふうふう…これで終わり?」



元人間軍に、

外で天使達を倒した、

巨人、怪獣モンスターの、

第三陣も突撃した。


フェニックスがベアウルフ、ゲオルギウス、ファフナー炎も盛って体当たり。


増殖魔法でゴーゴン三姉妹を百姉妹、

コカトリス、バジリスク千羽で1100倍石化。


ヒドラ全首毒連射、

アジ・ダハーカの千魔法千倍増幅。


ヨルムンガンドとヴァースキ毒、

女神体内大量放出など…


だが皆私の様に地に伏して、

立っているのは、

虎女神の巨体だけだった…


指揮官のオーベロン王、バルバトス王や、

後衛の若本まで…



「まあ貴方たち、

女神である私相手に、

よくやったと思うわ…


でもこれで身の程弁えたでしょ?」



「うぐぐ…」



「むぐぐ…」



生きている面々も、

虫の息だ…


虎女神もHP残り1だが、

立って喋れるあたり、

さすが勇者の主だ…



「あー醜くおぞましい姿やだやだ、

やっぱりこの、

美しく麗しい姿でなきゃ♪」



女神が虎ケンタウロスから、

女神ぽい人型になった!


やはりそっちが好きなのか…



撃墜された天浮舟瓦礫下で、

ドーナ女王も呻いていた…



「うぐぐぐ…」



「ドーナお姉ちゃん!」



非戦闘員だからか、

ラピスちゃんは無事な様だ…



「ラピス…私の代わりに、

メイスで女神を殺れ」



「そんな!女神様とも、

仲直りしようよ…」



「あいつは勇者より無理だ!

今一番動けるのはお前なんだ…

女神を殺ればここに居る、

全員が助かるんだ…」



ラピスちゃんは転がるレガリアメイスと、

女神と周囲を見渡した。



「わかった!」



レガリアメイスは、

女の子でも振り回せる様に、

ドーナ女王が改造していた事…


女神がラピスちゃんが殴るには、

大き過ぎる虎ケンタウロス怪獣でなく、

ちょうど良い低さの、

人間態になっていた事…



「あら可愛いケット・シー♥️」



女神は可愛いモンスターは、

生かしておく用に作ったので、

ラピスちゃんには油断した事…


しかも人間好きゆえ、

猫妖精中では人間に近いラピスちゃんの、

見た目も更に幸いした。



「えいっ!女神様ごめんなさい!」



「ぐはっ!?」



これら全てが噛み合って、

ラピスちゃんのレガリアメイスで、

女神のHPは0となった。


怪物帝国の勝利だ!


怪物が神様に勝った!


てかラピスちゃん、

勇者に抗女神反転剤もだが、

やる時は私よりやる様な…

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