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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第一章 どの悪役令嬢より「悪役」令嬢
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迷宮入りゴブリン

コボルトは惜しかったが、

ようやく本題のダンジョンに到着した。



「着いた!ここが噂の…」



私の探索目的はクエストではない、

スカウトだ!



「たのも~!」



道場より鍛練や危険が大きい場、

緊張する。


少し歩くと早速、

ゴブリン達が出迎える様に現れた。



「へへへ人間の女!剣士か?」



「ワイバーンをテイムとは珍しい!」



「可愛がってから、

オークか他人間に、

売り飛ばしてやるぜ」



言ってる事は悪い人間と同じだな…

そしてゴブリンは亜人…

モンスターだが人間に近いタイプ…


特撮で言えば怪人か?



私は邦画に多い巨大怪獣を見たら、

逃げるエキストラを掻き分け、

足元に突っ込んで身を捧げたい。


洋画に多い小型モンスターを見たら、

襲われる前に口に突っ込み喰われたい。


だが怪人はどうだろうか?

怪しくても人なので、

見たらどうするか迷うな…



そして迷っている隙に、

変身したヒーローが怪人を倒し、

手遅れになるかも知れない…


あとモンスターで一くくりにする、

英訳では難しいニュアンスかも?


例えるなら音楽フェスで、

推し歌手の前の出番の歌手。


好きなアイドルグループの、

推しでないメンバーが自宅に来るなど、

好きな系列だが推しではない、

複雑な立ち位置だ。



まあゴブリンはキモかわ、ブサかわな可愛さ有り、

私含め人間のキモ気持ち悪い、ブサ不細工さとは違う、

モンスターゆえの美が有るかも…


自分の手配書絵も怪人ぽくて良かったし、

昨日助け損ねたアンデッドも、

怪人枠かも…


サワイを威嚇しない様に、

手で抑えつつ、

口説いてみるか…



「私は貴方達を討伐に来たのでなく、

貴方達と一緒に人間と戦いたい」



「なに!?どういう事だ!?」



「人間が俺たちゴブリンと!?」



ゴブリン達困惑して来た。

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