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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第四章 恐ろしき破壊者
225/263

飛び出そう戦いの嵐

「待てえええぇええ!

ワイバーン!お前だけは絶対殺す!

正義でなく私怨で殺す!」



勇者は咄嗟の攻撃では、

引っ掻くなど恐竜としての、


本能的行動を取った!


先生に投げ飛ばされた後みたく、

羽毛恐竜のままでも、

飛行出来たら危なかったが、

アダムワールド時代の様に走っている!


サワイが私を乗せて飛ぶ、

勇者にとって最大の煽りで、

怒り狂い冷静に飛べなくなった。



だが口前や周囲に、

複数の魔法陣が浮かぶ…


今まで再生にしか使わなかった、

使う必要が無かった、

攻撃魔法は使える様になっていた!


複数属性魔法の同時攻撃…


アジ・ダハーカや百足屋さんよりは、

遥かに少ないものの、

威力が桁違いだ!



「あらよっと!」



だがガルーダ態サワイは、

それを難なく避けた。



「飛行特訓!頑張ったみたいね!」



「姐御が浮気している間も、

俺一人で練習してたっすからね!」 



「それは本当にごめん…

まだ沢山飛びながら避けてもらうけど、

出来る!?」



「やってやるっす!」



怪物帝国からモナカ王国、トルキスタンを通り、

海に出るとなんと!


勇者は泳がず海面を走っていた!



(なんてヤツ!

溺れるとは思ってなかったけど…


でもドハワールドの陸地は、

全ての大陸が一つのパンゲア大陸!

アダムワールドより遥かに広大な海上を、

ずっと走れると思う?


ゴートに地図見せてもらって、

本当に良かった)



私とサワイは大西洋、太平洋ならぬ、

超大洋上を飛び、

勇者は波を越えて走り続ける!


戦いの海に漕ぎ出した!

戦いの渦に飛び込んでいる!



嵐となり風に私たちも大変だが、

勇者は荒波でもっと大変だろう…


女神の力に守られたお前を、

自然の力で削る!



超大洋を周り、

扶桑列島では上空高く飛び、

大陸の蓬莱からは低空飛行する…


蓬莱側の道士兵も来たが、

モナカ王国と同盟結んでも、

勇者とまるで連携取れていない!


そこまで勇者の正体を、

把握してなかった様だ。

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