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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第四章 恐ろしき破壊者
221/263

異世界ではたらく!

「あーあ栄子お姉ちゃんでなく、

私だったら勇者様に、

好きにさせてあげるのに…」



「おいラピス!

そう言うのは仮定でも、

絶対辞めろ!」



ラピスちゃん女王は、

元娼婦ゆえにブレかけたが、

これはドーナ女王激怒だ。


てかこのやり取り、

勇者が男ならまだしも、

女同士でとはドハワールド凄いな…


カーミラ嬉しそうな顔しやがって!

私に化けて勇者を吸血する気か!?



ヴォイヴォダ王、オーベロン王、セイゴクー王、ハイカー王と、

私に片思い男性陣モンスターも、

何か言いたげだ…



「おらは勇者倒す案有るだ!

十機!ウニゴーレム十機だ!


ウニゴーレムは、

一機でも無敵戦隊を圧倒して、

本気出した勇者でも四太刀掛かって、

破壊されても原型留めていたから、


十機で一斉攻撃すれば勝てるだ!」



確かに戦いは数、

質は証明されたから、

普通に考えればゴート案は、

勝利確実…


だが一人で強かったキャラを、

再生させて量産…



ストームトルーパー効果で、

オタクの私にはフラグに感じる!


前回のメカ勇者案もだが、

またゴートは普通に考えれば有利、

フィクション的には不利な案だ!



「ううーん…確かにウニゴーレム強かったけど、

無敵戦隊も馬鹿ではないから、

同じの出したら対抗策出すかも…


それに勇者も最初から、

本気で来られたら分かんないし…


ゴーレムと言えば蚩尤、

ミストゴーレムは効いたの?

効いてないの?」



「効いてません…

血管を通して勇者の身体中、

くまなく攻撃したものの、

女神の祝福が強力過ぎて、

白血球に全部破壊されました…


巨大化して内側から破ろうとしても、

逆にひしゃげて壊れました。


倒れたのは単なる疲労かと」



これまた魔法より科学寄り概念に、

一同はポカーンとしているが、

アダムワールドから来て、

体内アニメ見た私なら分かる…


(モンスター枠の病原菌とかのが、

細胞より好きだ)



女神の力で免疫も強いのか…

白血球でも並みのキラーT細胞や、

マクロファージより…


あの再生力の早さ的に、

血小板もがん細胞以上の増殖力…



ベルゼバブ王に消されても復活したからには、

破壊では余裕で修復するのか…


やはり私より奴のがチート能力で、

異世界転生、転移ぽい!



「確かに勇者にかけられた、

女神の祝福強過ぎるね…


あんたに渡された羽根を、

魔女一同で分析したけど…


魔神様でもあの祝福は、

解除出来ないよ…」



羽根の魔女達だけでなく、

若本でも無理なのか…


若本が勇者に勝てないてのも、

その辺りか…


討論で優勢に見えたのは、

私を上手く利用したからだな。


私を盾にしなかったら、

若本本当に危なかった!

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