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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第三章 滅ぼすもの、滅ぼされるもの
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異世界の日本ぽい国

アグネアとヴァースキは残念だったが、

シンドと同盟結べたのはヨシ!


若本の転位魔法で、

次は扶桑に行くのだが…



「大倉わしの扶桑より、

蓬莱と組みたそうな顔しておるな」



「そりゃあモナカ王国以上の、

大国ですし…」



「だが奴等と組めば、

悪魔帝国時代の悪鬼どもの様に、

うぬの怪物帝国も、

金で支配されてしまうぞ」



確かに怪物帝国まで、

悪魔帝国の二の舞になりたくない。


あれからオークをどんどん雇用し、

鍛冶モンスターの工業製品も売り、


経済的に豊かになりつつ有るが、

戦争中だから油断ならない。



そう思って来た扶桑の難波は、

予想を越えた和風異世界だった!



「下に~下に~」



江戸時代くらいの街並み、服装。

皆髷を結って和服なのだが、

参勤交代しているのがなんと!

全員妖怪の武士だった!


百鬼夜行?いや百鬼昼行だ!


それに平伏す人間の町人たち…

面倒そうだから、

私たちは長屋の影に隠れた。



「え?扶桑の武士て、

全員妖怪なんですか!?」



「武士だけでなく、

帝、公家、祭司もなり…」



悪魔帝国やシンドも、

モンスターが王様だったけど、

扶桑は妖怪と人間の格差社会なのか!?



「あ、でもあそこの、

子どもとおじさんの武士、

人間ぽいですけど?」



「持っているのをよく見よ、

豆腐小僧と小豆洗いなり。


元は人間だったが、

妖怪となり士分を得たのだ。


うぬと同じだ」



確かに豆腐小僧と小豆洗いは、

食べ物持っている以外、

ほぼ人間と変わらないけど…


私が人狼になるより、

ずっとお手軽に、

モンスターになるだなんて!?



「着付けは店ではなく、

わしの家で妻にやらせる…

近くのねね川に娘を呼んでいるから来い!」



先生のお宅訪問!?

先生の娘どんななんだろ…

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