表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第三章 滅ぼすもの、滅ぼされるもの
176/263

中東でお腹

思えば悪魔帝国は、

ベルゼバブ王の強さや、

バルバトス王の賢さと、

魔王の存在ありきだろうが、


怪物帝国における私、

大魔王はそこまで重要じゃない…



私より強い部下、賢い部下いっぱい要るし、

偶像としての私自身すら、

影武者ゴーレムたちが居れば十分だ。


あの雑誌を影武者たちが読めば、

更に私の真似が上手くなるだろう…


こうして怪物帝国から離れても、

さほど支障は無いはず…



そう思い、

転位ゲートを潜ったラミスタンの首都

サハリヤードは、

暑いがアダムワールド日本の蒸し暑さでなく、

カラっとした中東ぽい暑さ…



「うわっ!?」



しかしやはり目を引くのは、

空飛ぶ絨毯が、

当たり前の様に飛び交う光景だ。



「物乞いまで空飛ぶ絨毯乗って、

金持ちの空飛ぶ絨毯に、

物乞いに行ってる…


モナカ王国に売るだけ有る訳ね…」



私たち怪物帝国にも欲しいし、

その辺のランプから、

割とホイホイとジン出ているのも気になるが、


今一番欲しいのは、

絨毯やランプではない。


ロック鳥もカラスや鳩並みに、

沢山飛んでいて興味深いが、

今口説くべきモンスターではない。


イフリートやバハムートなど、

中東モンスターも好きだが、

勇者に勝てそうではない…



「ラミスタン沖合いに居る、

ヨルムンガンドを口説きに…」



「その前に!姐御ラミスタン服着て下さいよ、

絶対似合いますって」



「ここには遊びに来たんじゃないけど…」



「そうすけど!いつもの服のままじゃ、

大魔王と気付かれ目立っちゃいますよ!

ヨルムンガンドのとこまで行くにも、

こいつらみたいな服着た方が」



最初服を私の皮だと思ってたサワイが、

凄い進歩だ…


先生も文句言いそうで言わない…

自分の服装拘るからには、

女の服装もか?


むしろ敗戦直後、

先生も着替えさせる側か…



その辺の服屋に行き、

店員に勧められるがまま着て、

ぼったくりぽい金額払ったが、


これベリーダンサーか?

お腹丸出しで恥ずかしい///



「へへへ姐御旨そうす♥️」



サワイ他のラミスタン女見て、

私にもお腹出して欲しかったからか?


てか自分の欲のために、

今まで嫉妬していた他モンスターを、

利用するとは…

誰に似たのかずる賢くなった。



「てかサワイ、

ラミスタンならサンドワームは?」



「それはもう自分もなれたし、

本物も見たから良いっす…

今は姐御一筋!」



サンドワームと分担していた、

サワイからの愛が一点集中し、

重いが今はヨルムンガンドか…


ヨルムンガンドの性癖は分からないが、

露出多い方が口説き易いかも…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ