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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第三章 滅ぼすもの、滅ぼされるもの
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ゴーレム強弱

するとゴートがエルフの里から連れて来た、

ハーフエルフの職人が、

このコンペをちゃぶ台返しする様な、

有りそうで無かった発案をした。



「てか勇者がそんなに、

大魔王陛下好きなら、

わざわざ新しいゴーレム考えなくても、

今怪京城に居る、

影武者達に襲わせれば早いんじゃ?」



成る程!確かに私で、

変な妄想する位なら、

私の影武者ゴーレム達が、

勇者に一番有利と言える!


私に毛が生えた程度の強さだが!



「いや、大魔王陛下の偽者も、

既にサキュバスが化けたらしい…

勇者を誘惑成功しかけたけど、

結局殺されたとか…」



私を妄想する位好きなのに、

最後は殺す!?


取り敢えず勇者キョウは、

色んな意味で恐ろしいストーカーアマだと、

よく分かった…



そして次は魔法軍団の新入り、

蓬莱から来た蚩尤だ。



「我はこのミストゴーレム…

目に見えないほど小さいです…」



「そんなちっちゃいゴーレムで、

どうやって勇者に勝つだ!?」



「髪の毛一本動かせないぜ」



「あははは!」



「でもこれを大量に作り、

呼吸で勇者の体内に侵入させる…

そして奴の肺や血管を攻撃!


ベルゼバブ王の月光蝿を、

更に進化させました!」



なるほど!毒殺作戦で、

勇者の胃や腸が強いのは分かったが、

肺や血管は未知数!


試してみる価値は有るかも…


てか蚩尤は霧で、

黄帝軍を翻弄したと聞いたが、

ナノマシンだったの!?



蚩尤案良さげだが、

最後遂に私の番が来てしまった。



「私のゴーレム案はこれ」



黒板に磁石で貼り付け、

開いた絵に、

鍛冶モンスター達は首を傾げた。



「何ですかそれ?」



「海や港町で見た事無い?

ウニよ、

私はウニゴーレムを提案するわ」



「知ってるけどウニ!?」



鍛冶モンスター達はどよめいた。

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