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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第二章 勇者の猛威
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本当の姿

現れたのは、

今まで見たどのモンスターより、

異形の姿だった!


「まさか触手やスライム以上の、

異形が居るだなんて…」



二階建ての家程の、

巨大な獅子の頭…しかも単眼!


金色の鬣が後光の様に輝く…


その周りを、

二つの光輪が回っている…


一つは無数の白い羽根が並び、

もう一つは無数の獅子の腕が並ぶ…


恐ろしいながらも神々しさは、

元天使と納得させる姿だった!



ゴブリンの獅子獣人姿は、

かなり良い線いってたが、

実際の魔神はパズズより異形でいて、

厳かだった。



「何それ!?若本滅茶苦茶良い!超美人!

貴女は人間態も亜人に合わせた姿も、

全部素敵ではあるけど、

本当の姿が一番異形格好良いわ!」



「お嬢様ならそう言って頂けると、

思ってました!」



悪魔ブエル+座天使オフィニムかな?

上位天使は人間の(ことわり)越えた、

異形と知って、

モンスター好きとしては、

気になっていた…



一番メジャーな人間に、

羽根生えただけの姿より、

遥かに格好良い!


フィギュアてか部屋の、

インテリアとして立体化して欲しい!



「でも貴女メスライオンなのに、

何で鬣有るの?」



「お洒落です♥️」



「なるほど…何でも有りね…

それと貴女の話で忘れかけてたけど、

私への戴冠と、

あの二組カップルの祝福お願い」



「私はお嬢様を、

誰より祝福し続けてますし、

その方々も祝福したからこそ、

お嬢様と巡り合わせたのですが、


良いでしょう!

皆の前で公にする必要有りますね」



こうして若本はライオン頭のまま、

器用に私に大魔王冠を被せ、

サナ、クエレブレNLカップルと、

ドーナ女王、ラピスちゃん女王GLカップルの、

愛を誓わせた。



合同突貫儀式は、

予想以上の大々成功を収めた。

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