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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第二章 勇者の猛威
142/263

新体制

王都アルファを奪還しただけで、

てんてこ舞ではあるが、


勇者が提案した様な、

零から建国より、

蜀みたいに乗っ取りの方が、

流用出来て手間省けるだろう…



そして新体制の為に私は玉座に座り、

怪物の騎士団幹部や、

魔族王侯貴族と謁見の間で、


おおまかな取り決めを、

決める事にした。



「悪魔帝国は今日から、

怪物帝国に改めるわ。


そしてこの街、

今度は私が奪う事になるけど、


怪物の京、怪京(かいきょう)に改めるわ」



「怪京!?」



「怪しい京!?」



「なんか強そうで、

格好良いっすね~」



一同は驚いていたが、

サワイだけ評価してくれた。



「因みに第二王都オメガは、

私の名前から取って、

もっと発展して欲しい願いを込めて、

大栄(おおさか)にするわ」



「は、はあ…」



聞き覚え有る地名だが、

やはり第二の都市でいて、

経済的に潤いそうではあるからだ。


バルバトス王は当然、

反応に困っているが。



「そして今年この日、

元号を怪和(かいわ)にするわ。


モンスターの平和を、

会話で始めた私にピッタリ」



「あの、元号て何ですか?

今年は魔族暦では6万6666年ですが…」



しまった元号知らないか、

てか魔族てそんな昔から、

暦有ったんだ…


亜人それぞれ別々の、

暦使ってカオスぽそうだな…


だからこそ、

怪和元年に統一したい。



「大魔王陛下が生まれた、

異界の日本国は、

わしの扶桑に近い…


帝が新たに即位する毎に、

改められる暦だ。


蓬莱発祥でも廃れたがな」



ドハワールドでも中国由来で、

日本だけ続けているパターンか!



「そして怪物帝国に改めるからには、

先ずは意識改革!


アジ・ダハーカやヒドラ以外も、

モンスター虐待は絶対許しません!


食べるのと正当防衛以外で、

絶対殺したり傷付けたりしては、

いけません」



「本当に申し訳ありません!」



「次は経済政策!

悪魔帝国時代は貧しかった様だから、

オークを招き入れて、

経理させます」



「オーク!?やだー!

魔族の女の子も襲われてんだよ?

僕も勝手にふたなりにされた!


魔法で直ぐに男の子に、

戻したけど」



魔族はオークより優位そうだが、

性被害有ったのか…


てかクップくん新魔王にまでとは、

命知らずな…

むしろクップくん先生に斬られるまで、

よく生きていたな!



そしてバルバトス王は、

女の格好しても女になりたくない派か。



「外で暴れているのは悪いオーク、

街のオークは真面目だから安心して。

私が保証する。


あとオメガの城…じゃなくて、

大栄城の門番、

何なの?部外者だった私無反応だったわよ。


あの門番はクビにして、

オーガを招き入れるわ」



「先祖代々の門番で、

お腹大きい奥さんや子ども居ますが…」



「心を入れ換えるなら、

再雇用するて条件付きで!


あと私の戴冠式したいけど、

魔族の祭司は何処?

魔王は代々魔神召喚して、

任命されると聞いたけど…」



「娼館に入り浸り、

お酒飲んだくれてますが…」



「クビ!クビ!

祭司はゴブリン招くわ」



こうして堕落した魔族をリストラし、

やる気有る他亜人を雇用した。


因みにコボルトは文字通り、

犬のお巡りさんやってもらい、

サスカッチは特殊部隊。


教師や医者はエルフにした。

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