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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第二章 勇者の猛威
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猫可愛がり姉妹

すると今度は、

ラピスが抱き付いて来た。


柔らかく温かく良い匂い…



「栄子お姉ちゃん!

お爺ちゃんで私助けてくれて、

ありがと♥️

なんだか栄子お姉ちゃんて、

ドーナお姉ちゃんに似てるかも?」



「あーそういやサワイ、

うちのこのワイバーンも、

私が縄張り争いする女王に、

似てると言ってたなあ…」



「あたしは栄子お姉ちゃんは、

ドーナお姉ちゃんがもっと、

女の子ぽく着飾った感じだと思うよ️♥️」



女の子ぽくねえ…

確かに私のがドーナ女王より、

髪長くてスカートだが、

ここで女子力評価されるとは…



「ラピスちゃんのが、

女の子ぽくて可愛いと思うよ」



「うふふふ️ありがと♪」



ラピスちゃんまじぶりっ子、

いや素ならあざと可愛いか。


無意識に「ちゃん」付けしてしまうな。



「それとその耳と尻尾付けた、

人間ぽい見た目も可愛いけど、

もしかして姿変えれる?


ケット・シーて同族とは思えない程、

見た目がバラバラだったけど…


もっと完全な猫になれる?」



「なれるよ♪」



するとラピスちゃんは、

コスプレした様な人型から、

アダムワールドでも見掛ける、

完全な黒猫になった。



「こんな感じだにゃ️♥️」



「うわああああああ!超可愛い️♥️

人型でも可愛かったけど、

完全な獣型が一番可愛い!


何故かその姿でだけ語尾が「にゃ」も!

さっきのドーナ女王は、

それがモデルだったのかな?


よしよしよしよし️」



「うふふふ️♥️ごろごろ♥️」



私に撫でられた獣形態ラピスちゃんは、

気持ち良さそうに喉を鳴らしている。

毛並み良い!



「因みに私も、

完全な狼なれるよ️♥️」



「わあい!栄子お姉ちゃんも、

超可愛いにゃ️♥️」



「そう言ってくれて、

うれしい…わん!」



完全獣型同士で馴れ合う私達を見て、

ドーナ女王は獣形態ラピスちゃんを、

取り上げた。



「ええい!図に乗ってラピスに迫るな!

お前のが見た目的に姉妹ぽいだろ!」



ドーナ女王が私に嫉妬している!


仕事まだ有るのか、

ドーナ女王が離れると、

今度はサワイが元の、

ワイバーン形態に戻った。



「おい発情プッシーキャット!

姐御の妹は俺なんだ!

お前じゃねえ!近付くな!」



大きなワイバーン形態で嫉妬し、

小さな黒猫形態ラピスちゃんを、

威嚇している!



「うん分かった!

サワイお姉ちゃん️♥️」



「なにい!?」



なるほど上の姉の妹はつまり、

歳が近い姉でも有るな…

サワイ一本取られたな。


ん?つまりドーナ女王は、

私のお姉ちゃんか?


義姉妹に義姉妹を組み込むと、

年齢順カオスだな…

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