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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第二章 勇者の猛威
124/263

オーガ元老院

「てかそれなら一般オーガが、

オークやエルフに騙されない様に、

学校教育も充実させた方が良いかも。


人間みたいな事言って、

悪いけど…」



「なるほど…民どもにも、

エルフ家庭教師か…

一人一人には足りないから、

纏めて教えるんだな?」



王族だから学校行ってないのに、

ドーナ女王は教室を察した。



私と組む事を公表するため、

謁見の間より広い、

広間に二人で話ながら歩く。



「おい、我々はこの人狼と、

組む事にしたから、

家臣や民を集めれるだけ集めて…」



「そうはさせませぬぞ!」



するとオーガ男達が、

立ちはだかる様に集まった!

他オーガ男より鎧が豪華だから、

これが貴族、重臣オーガの様だ。


しかもなんと!

中央の宰相らしきオーガ男は、

ラピスを捕らえて、

人質にしていた!



「お姉ちゃん!」



「ラピス!?

宰相!何のつもりだ!?」



「それはこっちの台詞です!

ケット・シーどもを散々甘やかした挙げ句、

今度は人狼と決闘もせずに、

膝を屈するなぞ!」



「我々オーガを蔑ろになされますな!」



「貴女は獣人に媚び過ぎです!」



「おイタが過ぎましたな!」



「オーガファーストですぞ!

ドーナ姫様!」



姫様…

ドーナを王家の血筋としては認めても、

女王としては認めない…

重臣ならではのディスワードだ!



「そそそそんな、

奴隷なんぞ人質にしても、

痛くも痒くも…」



ドーナ女王、

かなり動揺している!



「姫様はこの奴隷娘との仲、

必死で隠そうとして参りましたが、

我々元老重臣には周知でした!」



「そうなのか!?」



さっきの報告オーガ男、

更に可哀想!

殺され損過ぎる!



「…ですので、

姫様はそのレガリアメイスを、

この奴隷娘と交換して頂きます!」



「絶対渡しちゃダメ!

それはあたしより大切な物でしょ!?

見殺しにして!」



オーガ宰相どこまでも悪く、

ラピスどこまでも良い娘だ!



「このケット・シー、

俺が童貞捨てたと同時に、

処女頂いた時の性奴隷だ…」



後ろの若いオーガ男、

さらっと凄い告白した!?

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