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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第二章 勇者の猛威
122/263

オーガコント

「入れ」



オーガ男はドアを開くと、

跪いて報告した。



「先ほどの人狼女とワイバーン、

どうやら忍び込んだ様です」



「探して見つけ次第殺せ!」



今ここに居るよ!



オーガ男が帰ると、

再びドーナ女王は猫耳装着し、

ラピスは首輪を取り外した。



「お姉にゃんね~

ケット・シーになれたから次は、

ラピス以外のケット・シーも全員、

奴隷から解放して、

みんにゃ仲良くにゃるのが夢なんだ~️」



「わあい!

ケット・シーみんな喜ぶよ️♥️」



人間やめる夢叶えた私が、

次は怪物帝国的な!?


強権的なドーナ女王でも、

直ぐには奴隷制を、

廃止出来ないのか…


てかケット・シーて、

そんな喋り方じゃないだろ!



「女王…いいですか?」



「入れ」



するとドーナ女王とラピスは、

また姉妹から主従に戻り、

先ほどのオーガ男の報告を聞く。



「人狼が使役する、

ゴーレムとドラゴニュート…

入り口前で居座って、

なかなか去りません!」



「殺してどかせ!」



ゴートと先生なら、

大丈夫だから文字通り、

今は置いといて…


二人は再び、

お姉にゃんと妹に戻った。



「あーん!さっきから面倒だにゃ~!

堂々と皆の前でラピスと、

早くにゃんにゃんしたいにゃ~!」



「きっと他のオーガさん達も、

そう思っているよ♥️」



確かに面倒!

この面倒起こしたの私だけど!


てか他のオーガは、

そう思ってないからあんたら、

今隠してんだろ!


しかし二人だけの世界に、

隠れている私ではツッコミ切れない!



「女王!ゴーレムとドラゴニュート、

強過ぎてどかせませ…


あっ!?」



ゴートと先生で余裕を無くして、

切羽詰まったオーガ男は、

ノック無しで二人だけの世界を、

目撃してしまった!



「見たな!?」



ドーナ女王はレガリアメイスを構え、

猫耳装着のまま威厳有る、

戦鬼女王に戻った!



「見てません見てません!

女王がケット・シーを真似て、

その奴隷に甘えて、

奴隷廃止なんて見てません!」



全部見てた!


哀れオーガ男は廊下にて、

ドーナ女王のレガリアメイスで、

粛清されてしまった!



「よし!サワイ今のうち」



「どさくさに紛れて、

逃げるんすね!」



「違う!今女王を口説く!」



「えー!?」

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