表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第二章 勇者の猛威
121/263

オーガ女王の夢

「ん?変な臭いと気配する様な…

さっき謁見の間でした様な…」



「き、気のせいだよ!

それよりお姉ちゃん、

今日もお疲れ様️」



ドーナ女王は、

レガリアメイスを壁にかけると、

ラピスはドーナの鎧を脱がせた。


メイドに近いのか、

私も学校から帰ったら、

あんな風に若本に脱がされ、

着替えさせられたが…


すると肌着のドーナ女王は、

ラピスに抱き付いた。



「あーん!今日も疲れたよぉ~!

なんか変な人狼が来て、

面倒臭かったよぉ~!」



「よしよし♥️

お客さんのお相手、

頑張ったね偉いね♥️」



なんと!ドーナ女王は、

さっきの威厳と一変し、

ラピスに甘えていた!


どっちが妹分か分からない!


てか私の相手は、

同族粛清より疲れたのか!?


そしてドーナ女王は、

ラピスの膝枕に頭を埋めた。



「うわーんラピスラピス~♥️

もうオーガやめたいよ~!

ラピスみたいな可愛いケット・シーなって、

にゃんにゃんしたいよぉ~!」



鬼の女王なのに、

猫の奴隷に憧れているのか!?


私やサワイも同族嫌い、

異種族に憧れるが、

ギャップも相俟って、

ドーナ女王の夢のが破壊力有る…



「じゃあいつも頑張るお姉ちゃんに、

今日はあたしからプレゼント♥️

あたしの手作りだよ」



「プレゼント!?何かな~?」



ラピスがドーナ女王の頭に嵌めたのは、

猫耳カチューシャだった!


ケット・シーなら生え変わりの、

抜け毛使ったのだろうか?


しかもオーガ角にピッタリ、

覆う構造だった!



「わあい!これでお姉ちゃんは、

お姉にゃんだ~♥️」



「うふふ♥️

お姉にゃんとっても可愛いよ♥️」



ドーナ女王の夢は、

かなり早めに叶った。


むしろ本当にケット・シー変身より、

ラピス手作り猫耳装着のが、

良いかも知れない…



「女王…いいですか?」



ドアをオーガ男がノックすると、

ドーナ女王は猫耳カチューシャを外し、

レガリアメイスを構えて、

さっきの威厳有るオーガ女王に戻った。


ラピスも傍に有った、

首輪を装着した。


奴隷の首輪も、

取り外し式なのか!?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ