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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第二章 勇者の猛威
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妹ぽい妹分

「あーごめんなさい、

私は人狼の魔女、

大倉栄子。


こっちはワイバーンのサワイ。


ドーナ女王と仲良くなりたくて、

ここまで来たの」



サワイは小さいままで、

私だけ人型に戻った。


ケモ耳でこのケット・シーに、

近い姿だ。



「わあ!お姉ちゃん狼さんで魔女なんだ!?

この子すっごく可愛い~♥️

あたしはラピスラズリ!」



「辞めろ猫!触んな!」



ラピスは人型で、

好みではない筈なのに、

それでも可愛いかも知れない…


これもある意味、

エルフ女達の呪いか?


あのエルフ浴場以来、

人型でも女には、

綺麗、可愛いかもとブレそうになる…

獣型が本命はブレないが!



サワイがボーイッシュな、

弟ぽい妹分なら、

ラピスは妹ぽい妹分?


こんな妹も居たら、

楽しかったかも…



このタイプは男には一番モテつつ、

同性にはぶりっ子、あざといと、

嫌われがちな印象有る…



私はこのタイプと話した事無いが、

好かれる努力して嫌われるのは、

大変で可哀想だなあと、

遠目で思っていた。



多分同じケット・シーのお兄ちゃん達を、

沢山狂わせているかもだが、

女にも同じ様に可愛いから、

ドーナ女王傍に置いているのか?



「えーと貴女ケット・シーだけど、

ドーナ女王の奴隷じゃないの?

首輪してないけど…」



「あたしはドーナお姉ちゃんの、

妹だよ️

一人っ子で娼婦だったあたしを、

本当の妹みたいに、

可愛がってくれるの️♥️」



幼いが元娼婦!?

可愛いがるてもしや…


いや、妹みたいならそんな、

変な意味は無い筈…



「あたし娼婦になって、

毎日三食お粥お腹いっぱいも、

幸せだったけど、


ドーナお姉ちゃんは毎日三食、

パンもスープもお肉も、

お腹いっぱいでもっともっと幸せ️


それにドーナお姉ちゃん、

皆の前では格好良い女王様だけど、

あたしには、

すっごく優しくて可愛いの️♥️」



そこまでやってお粥!?

オーガ食料事情までは分からないが、

それは酷い…


ヨーロッパぽいこの辺りで、

稲作は難しいだろから、

麦のお粥だろうか?


てかドーナ女王、

プライベートではゆるいのか?



「あっ!この足音…

ドーナお姉ちゃん帰ってくるから、

栄子お姉ちゃんたち隠れて!」



取り敢えず私たちは、

岩影に隠れた。

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