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悪役令嬢モンスターと人類滅ぼす  作者: 龍に本
第二章 勇者の猛威
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猿軍総攻撃

「全人類?」



「全人類?」



「全人類!!」



「オッオッオッオッオッオッオッオッオッオッオッオッオッオッオッオッオッオッ!!!!」



暫くの沈黙の後、

サスカッチ達のテンションは、

更にヒートアップした!


何で私がそれ欲しいか、

理由聞かずに興奮している!


サスカッチ達も人間に、

怨みが有るのだろうか?



てかセイゴクー王ハーレムの、

人間の女まで一緒に咆哮している!


いやお前ら真っ先に、

首斬られるんだけど!?


本人達もサスカッチ一同も、

完全に人間である事忘れている!



「キッキー!者ども出陣だっキー!

今から全人類の首もぎ取りに行くっキー!」



セイゴクー王は、

剣と言うにはあまりに巨大な、

大剣を掲げ飛び降りた。


如意棒的な骨こん棒でないのか…


ワイルドだが主人公寄りの、

洗練された武器だな!



セイゴクー王に釣られ、

サスカッチ達は女子ども含め、

全員洞窟から勢い良く出て、

進軍し始めた。


無論ハーレムの、

人間の女たちも走ってである。



私たちは広大な空洞に残された、

サスカッチが居なくなると、

ずいぶん静かで広くなった。



「姐御良いんすか!?

あのまま猿ども人間を、

滅ぼしたら…」



「良いの良いの、

あんな勢い任せで、

人間全員倒せる訳ないでしょ?」



狒々(ひひ)ども士気は凄まじいが、

士気だけで戦術も戦略も兵站も、

何も考えておるまい…」



サワイは動揺したが、

先生は冷静に分析した。



「そういやゴート、

サスカッチて魔法使えるの?

エルフみたいに大量殺戮呪詛は、

無さそうだけど…」



「医療や冠婚葬祭は、

サスカッチ祈祷師がやるだが、

攻撃魔法だけは聞かないだ」



「そう…

本当にセイゴクー王ハーレム入るかや、

この洞窟で暮らすのはきついけど、


私たち怪物帝国の怪物の騎士が、

一気に増えたのは確かだわ…」



「猿どもまで騎士!?」



「猿程ではなくても、

私たちも勢いで、

別亜人国に行きましょう…」



「もっと獣人ぽい、

オークの国に行こうだ」



オークか…

アダムワールド日本のお伽噺でも、

ドハワールドのクップくんでも、

変なイメージの豚人達だが…


獣人なら他亜人より、

興味有るな…

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