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転生したので異世界でショタコンライフを堪能します  作者: のりたまご飯
第二章 ショタコン、色とりどりの毎日
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Part32 相談事

「で、相談っていうのは?」


「うん…。レオについてなんだけどね、、、」


そこからノアは、彼とレオとの関係を淡々と語り始めた。


「お母さんから聞いたんだけど、僕とレオが出会ったのって、病院のベッドだったらしいの。だから、僕たちは生まれた時からずっと一緒なんだって。」


「幼馴染ってやつだね」


「うん…。朝起きて、ご飯を食べたら、レオと遊んで、一緒にご飯を食べて、一緒にお昼寝して、起きたら一緒に遊んで…。っていうのがずーっと当たり前。同じ学校に入ってからも、毎日一緒に登校して、隣の席に座って、一緒にご飯も食べて、一緒に勉強して…。でも、学校だから、もちろん他のクラスメイトもいるでしょ?だから最近、他の子がレオと遊んでるのを見ると、なんか、、、変な感じがするんだよね…。」


「変な感じ?」


「そう。たとえば、エルくんとかと楽しそうに運動のお話をしてるのを見ると、体がうずうずするっていうか…。レオはずっと僕と遊べばいいのに、なんでエルくんとかとお話してるんだろって、思っちゃう…。」


「…」


これはかなり重症かもしれない。

ノアくん、それは恋愛感情からくる「嫉妬」と「独占欲」だ…。

俺のショタBLセンサーがビンビンに反応しているから間違いない。


「ほら、今も楽しそうに3人で遊んでるし…。さっきも僕のこと置いてきぼりにしてエルくんと遊んでたし…。」


「い、一回落ち着こう、な?」


遠くで遊んでいるリュイ、エル、レオのことを見ながら、ノアがあまりにも怖い顔つきをしていたので一旦なだめておく。


「つまり、その変な感じのことについて俺に聞きたいわけだ」


「うん…。こんなのおかしいし、エルくんとか他の子にも失礼だし…。」


この二人のことを放っておくのはあまりにも危険だ…。

真面目に対応せねば…。


どう答えるべきか、俺は少し考えてから切り出した。


「ノア、びっくりしないんで欲しいんだけどね」


「うん」


「多分だけど、ノアはレオのことが好きなんだと思う。」


俺がひねり出した答えは、とりあえず彼の持っている恋愛感情を正直に伝えることだった。


「うん。レオのことは好きだよ…?だって幼なじみだし…。」


「いや、友達としてとかそんなんじゃなくてだな…『恋』なんだよ。わかるか?」


「こい…?ってどういうこと…?」


「簡単にいうと、『レオと結婚したい』っていう気持ちのこと。」


ノアはしばらく考え込んだかと思うと、一気に顔を赤らめた。


「な、なんで結婚なんかっ…。し、しかもっ、僕、男の子だし…」


「じゃあ聞くけど、レオと一緒にいるとうれしい?」


「うれしい」


「レオと一緒に寝るのは?」


「うれしい」


「レオと一緒に遊ぶと?」


「たのしい」


「じゃあレオと結婚するのは?」


「………ちょっとうれしい、、、かも」


「そういう感情のことを、「恋」っていうんだよ。みんなのお父さんとお母さんも、お互いに「恋」をしていたから結婚できた。それは男の子同士でも一緒。」


「こい…」


戸惑うノアを横目に、俺は自信ありげに自分の持論を展開した。


「好きな子がいるのは全然おかしいことじゃないんだよ!一緒にいると楽しい、他の人と遊んでるのをみると苦しい。当たり前だよ。だって好きなんだもん。」


「そう、なのかなぁ…」


「でもね、本当に難しいのは、その気持ちを伝えること。」


「…なんで?」


「それってすごく勇気がいることだし、もし相手がそうじゃなかったらって考えると…、」


けどそこまで話すと、なぜか言葉が喉から出てこなかった。


「うっ、、う、、ごほっ、ごほっ…」


「リオンくん…!?きゅ、急にどうしたの…?」


「っはぁ、、はぁ、、ご、ごめん、なんでもない…。」


俺は深呼吸を数回ほどした後、また改めてノアの前に座った。


「先生、呼んでこようか…?」


「ううん。大丈夫。もう落ち着いた…。」


「ならいいんだけど…。」


「んで、話に戻るんだけど、ノアはレオに、この気持ち伝えられそう?」


「、、、わかんないよ…。「好き」っていうのもよくわかんないし、レオにそれをどうやって伝えるかなんて…。」


そりゃあそうだよなあ…。

急によくわからない概念を突きつけられても、そう簡単には受け入れられないもんだ。


「じゃあ、今日と明日、レオのことを意識してみてほしいな」


「意識…って、どうやって?」


「まずはノアの気持ちが本当かどうか確かめるために、レオと話す時も、何かをするときも、自分がレオのことをどう思っているか、あとはその時の気持ちとかを、いつもより気にしてみてほしい」


「…わかった」


「そうしたら、たぶん「好き」っていう気持ちが、ちょっとずつわかってくると思うから…。ほら、今からでもいってきな」


「ええっ!?」


「ほら、レオをエルとリュイに取られちゃうよ?」


「わ、わかったよぉ~」


ノアを波打ち際へと送り出すと、小走りで太陽が照りつける白い砂浜の上を駆けて行った。

一方の俺は、ポツンと砂浜の上の影に取り残されていた。


続く

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