Part18 3人でお風呂!
※下ネタ表現がちょっぴり(大嘘)出てきます。苦手な方はご注意ください
「ありがと…リオンくん…。」
「とりあえずリュイのお父さんが帰ってくるまでは、俺の部屋でゆっくりしてってよ。」
「うん」
「あと、もしよかったら、エルの悩み事、聞かせてくれないかな。なんかの助けになるかもしれないし」
「多分話すだけでもスッキリするよ!」
「…うん、、、じゃあ話そうかな」
エルは最近、勉強もスポーツも上手くいっていない事、両親からのプレッシャーがあることを俺たちに打ち明けた。
今日も学校が終わって、すぐにでも家に帰らないといけないのに、疲れからか体が言う事を聞かなかったようだ。
「毎日勉強に運動…。同じようなことの繰り返しで、疲れたんだ…」
口から大きなため息を吐き出し、エルは下の方を向いた。
親からの過度な期待は、時に子の精神を壊してしまう。
その期待に応えようとするばかりに、自分の気持ちを押し殺してでも我慢する。
そうすれば、いつか親が振り向いてくれる。
俺自身、そう言ったことに身覚えはない。
前の世界では小6の中学受験期に、同級生からそういう話は聞いたことがあったと思う。
だけど、自分の気持ちを打ち明けずにただただ押し殺すことは、相当辛いことなのだろう。
「エルくん」
ここでリュイがエルに話しかけた。
エルはそれに反応するかのように顔を上げる。
「僕ね、小さい頃からお母さんに言われてるんだ。下ばっかり向くと元気がなくなっちゃうよって。」
「…」
「いつでも前を向いてたら、心も体も元気になる!だから、そんな下ばっかり向かない!」
「ありがと…リュイくん…」
その言葉が心に響いたのか、エルは両目を手で何回も拭っていた。
っていうか…。
これって数年前、リュイとお風呂に入っていた時に聞いたよな…?
確か、、下心満載でリュイの男の子の部分を見ようとしていた時…。リュイに言われてちょっと恥ずかしくなったんだったっけ。
場所やシチュエーションが違えば、同じセリフでもこんなに違うんだな…。
いや、俺がただ最低なだけか…。
それから数分後。
1階から何か物音がしたので三人で見にいくと、リュイのお父さんが帰ってきていた。
「ただいま戻りました。遅くなってしまいすみません。」
「いえ。それで、中央貴族様は…」
「構わない、とのことでした。しかし、明日までには帰ってくるようにと…。」
と言うことは…。
「これでエルくんも一緒にお泊まり会できるね!」
「やったな!エル。」
「父上が、そう言ってたんですか…?」
エルは信じられないような顔でリュイのお父さんに問いかける。
「ええ。”ついにシエルが家出をしたか”と、少し喜んでいるようにも見えましたよ。」
その話を聞いて、エルは嬉しそうに目を少しキラキラさせていた。
と言うわけで、フライデーナイトお泊まり会は予定通り開催されることとなった。
ーーー
「これ、すごく美味しいです…!」
「気に入ってくれてよかったわ〜」
エルは母の作った手料理も気に入ってくれた。
専属シェフが作る料理で舌が肥えているはずなのに…。俺の母は中央貴族子息をすら唸らせる腕の持ち主だったのだ…。
いっそ専業主婦から料理人にジョブチェンジでもしたらどうだろうか…。
さて、ご飯が終わったと言うことは…。
「ごめんね、狭いお風呂だけど…。」
「全然大丈夫!むしろ家族以外の人とお風呂入るの初めてだから嬉しいよ!」
みなさまお待ちかね、お風呂シーンですっ!!!
まさか一度に二人も堪能できるなんて…。やはりお風呂場は天国だったんだな…!
「ここで服を脱いで…そしたらこっちに入れて…」
何をすればいいのかはリュイが全部説明してくれているようで、家主としてのプライドはないも同然だったが…
視姦に費やせる時間が増えるのなら、プライドなどくれてやるわ!
スルスルと言う衣服が掠れる音にまで俺は興奮していた。
隙さえあれば隣の二人に目線が行ってしまう。
滑らかで白い肌、浮き上がる鎖骨と肋骨…。
オレンジ色と黒色のサラサラとした髪の毛…。
エルのようにビシッと引き締まったお腹とは対比に、少しぷにぷにしていそうなリュイのお腹…。
そしてその下には…。
二人ともちゃんと男の子の象徴がついていた。
まだ第二次性徴も迎えていない、生殖器官としての「せ」の字もないほどに純粋な”それ”に対し、俺は興奮をさらに増していた。
「はぁ….はぁっ、ぐへへ、、あ、うっ…ふふふっ…」
口から出る下品な笑い声を、手で必死に止めようとする俺に、二人はキョトンとしていた。
二人が先に風呂場の中に入ると、俺も残りの服を脱ぎ捨ててその後を追う。
「ここが洗い場だよ!この中に溜まっているお湯でまずは体を流して…」
「リュイくん、そんなにいちいち教えてもらわなくても、うちも同じだし…。」
「えっ、そうなの…?中央貴族様のお家って、もっとこう、豪華で、水とかも勝手に出てくるものだと…。」
それは時代を先取りしすぎなのではないかリュイさんよ…。
「水が勝手に出てくるわけないよ!壁とかの装飾は違うけど、基本的には一緒だよ!」
「そうだったんだ…。ごめんね、、」
工業革命の起きていないこの時代に、勝手に水が出てくる装置を作るのはやや難しいだろう。
中のお湯を体にかけると、今度は石鹸を使って体に泡を広げる。
「この石鹸、泡立ちすごいね、、どこのを使ってるの…?」
「これはうちのお父さんが仕入れてるやつだよ。確か…」
と世間話をしている間でも、俺の目線は常に顔と下半身をシャトルランしていた。
この時はもう二度と訪れない。ならば脳内にしっかりと焼き付けよう。
「リオンくん、さっきから大丈夫…?なんかずっと、変な顔っていうか…」
まずい、リュイに感づかれたようだ…。
「いや、なんかこう、三人でお風呂に入るのって、新鮮だなーと思って…。ちょっと嬉しかったんだ」
咄嗟に口から出たのはこうだった。
俺ながら最低な言い訳だった。いいぞ。もっとやれ。
「やっぱり三人だと狭いかな…あはは」
体の泡を流し終わり、大きなお湯が張ってあるお湯に浸かった。
水の温度もちょうど良く、1週間の疲労を癒してくれる存在だ。
しかし、それをはるかに凌ぐ癒しを提供してくれるのがすぐ近くにあるじゃないか!
ショタちんっていうんだけどね?
水面の下で微かに見える”それ”を目で追ってはため息を吐き、目で追っては息を吐く。
「はぁ〜〜〜…サイコー…」
すっかりショタちんコレクションを脳内に焼き付けた俺は、頭を浴槽のはじにつけて大きなため息を吐いた。
「いつもは広いお風呂だけど、みんなでぎゅーってするのも楽しいね」
さりげなくうちのお風呂が狭いということを言っているんだと思うけど、別に気にはしない…。
今ならなんでも許せそうな気がする。
続く




