表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ママは育児休暇につき世界を救わない  作者: はぴぴ
2章 ママは普通に暮らしたい
63/551

63 普段着

 ゆうきが金属を出し始めて危険なので、土遊びは禁止。

 ゆうきが出した金塊。これで金貨をねつ造できないかな。瞬間移動で型抜きとか。いや、全うに稼ぐんだった。

 ゆうきの使った魔法については、そのうち考えよう。


 ところで、大銀貨って何円くらい?イノシシ二匹って、かなりのもんだよね。二日間、働いてないけど、服買えないかなぁ。いつまでこの格好してればいいのかな。


「今日は服を買いに行きたいのだけど…服屋ってある?」

「町にあるわよ。私も気になってたのよ。あなたの服装…」

「き、記憶がなくて、気がついたらこの服装で…」

「ついて行かなくても大丈夫?お金足りる?」

「一人で行ってみる。これで足りるかな?」

「大銀貨をはたいて、服を買うの?ま、まああなたのお金だから…」


 孤児の金銭感覚だと、服より食料だろう。私は食料いらないから、早く、このちぐはぐな格好をなんとかしたい。


 服屋に来た。大半が古着。

 コネットが着てるような服、銀貨一枚。服というよりボロ布…。孤児ならまあ、これでも良い方か…。

 商人の娘って感じの服、大銀貨三枚。うん、まあまあかわいい。試着してみた。丈が全然合わなかった…。私、年頃の町娘じゃなくて十歳のガキだった…。

 貴族のお嬢様のお古があった!十歳で着られそうなサイズ。ほつれも多くてボロボロ。ホコリもかぶってる。でも大銀貨九枚!ぎりぎり足りる!貴族がこんなボロを子供に買うわけもなく、平民が背伸びして買うわけもなく、ずっと売れ残っているらしい。試着!よし、丈はちょうどよかった。…でも全く胸が収まらなかった…。私、十歳のガキじゃなかった…。

 十歳の服は胸が入らない。つまり、だぶだぶな年上の服が必要で、それじゃ結局、今と変わんないじゃん!私、人間の服、着られないよ!まともな服着ようと思ったら、オーダーメイドしかないじゃん!



 ウィンドウショッピングして相場は分かった。残る手段は…。

 誰もいない裏路地に回って、女神様…じゃなかった、姫様のストレージに瞬間移動。あっ、ゲートすら出さなかった。

 クローゼットにある、お忍びしているのがばればれの、お忍び用の地味なドレス。背中は開いてるけど、髪の毛で隠れるし。成長したからか、ちょっと胸はきついけど、耐えられる。

 これが服屋に中古で大銀貨九枚で売ってたってことにしよう!絶対もっと値段高いけどね!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ