表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ママは育児休暇につき世界を救わない  作者: はぴぴ
2章 ママは普通に暮らしたい
53/551

53 位置情報サービス

 私が書斎にこもっている間、ゆうきとあいかは勉強。今日は文字や計算。ゆうきの算数は普通に一年生レベルだけど、神父さんは驚いていた。ひらがなとカタカナだけでなく、一部の漢字を読めるのは褒められた。でも書く方は筆がうまく使えなくて落第。あいかは、まだひらがなの一部が読めるようになっただけ。四歳の赤ちゃんなので。これでもゆうきのときより、覚えるのが早いんだよ。


 コネットとスローが午前の仕事を終えて、昼食に戻ってきた。

 今日は私も昼食を作るのを手伝ったよ。うちの子らは、凝った料理は全く食べてくれないけど、一通り料理はできるよ…。でも、ここに来てから包丁は握らせてもらったことがない。子供だと思われてるのかな。

 でも私はもう、昼食を食べるのは拒否。朝だけ食べることを宣言した。


「今日は、午前に勉強した魔法を実践したいから、依頼を受けずに、一人で森に行くね」

「えっ、一人はあぶ…、まあ大丈夫か…。」


 スローは昨日のイノシシ狩りを思い出したのか、言葉を飲み込んだ。よし、一人で動物狩り、やりたい放題!



 そうは問屋が卸さなかった。透視で上から見下ろしていると、スローに尾行されているのが見えた。気がつかない振りをして先に進んだ。


 上からの視点で何匹か獲物を見つけた。イノシシ、鹿。

 小さい物は隠れていて、上からでは分からないので、透視で森の中を高速で巡回した。録画再生機能で見返して、小動物を探そうと思ったら、丁度小動物が視界に入ったシーンを再生できた。指定した人物が動画内に映っているシーンを検索してくれる、写真アプリのサービス…。

 さらに、小動物のいた場所と時刻を、先に撮影した上から視点の写真内にプロットできた…。写真にGPS位置情報を付加して、撮影場所を地図に表示してくれるサービス…。

 いや、そういうケータイアプリみたいな機能があったらいいなと思ったら、それが実現できちゃったんだよ。これが物理化学なわけないから古代魔法ではないのかな。情報処理の分野だ。だんだん魔法とか超能力から離れてきたよ。


 そんなこんなで、森の中の獲物の位置を一瞬で把握した。瞬間移動で行きたいけど、スローが見てるからなぁ。走って行こうと思ったけど、重力が三分の一でも体力がすぐ尽きそうだし、それ以上軽くするとぴょんぴょん跳ねすぎて走れなそう。結局、歩くしかなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ